「開いててよかった」のキャッチコピーで約40年前に誕生したコンビニ。今や全国5.5万店、11兆円市場へと膨れ上がった。急成長の裏側で、現場を支える加盟店の負担は限界に達し、24時間営業の見直しが迫られている。コンビニ業界が抱える構造的な問題にメスを入れる。 ダイヤモンド編集部・岡田悟、重石岳史、鈴木洋子、相馬留美、大矢博之 ※『週刊ダイヤモンド』2019年6月1日号より転載(肩書・数値など情報は雑誌掲載時のもの) Illustraiton by Saekichi Kojima
【インタビュー】 西川晋二(トライアルホールディングス取締役副会長)
【便利! おいしい! でも…】 商品やサービスの追加で、どんどん便利になるコンビニ。客の“便利”と引き換えに、店の負担は増している。
加盟店オーナーの負担がにわかにクローズアップされたことで、本部はさまざまな軽減策を打ち出した。だが、オーナーの不満はまだまだ渦巻いている。彼らの本音を聞いてみよう。
【本部の“圧力”にさらされ】 「加盟店さまとの共存共栄」「加盟店ファースト」……。本部が発する美辞麗句とは裏腹に、加盟店オーナーは本部からの有形無形の圧力にさらされ、過酷な労働を強いられている。
【王者・セブン-イレブンは地位を守ることができるのか!?】 コンビニ業界はセブン-イレブン1強の構図が変化しつつある。各コンビニの基本データから特徴を見てみよう。
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