生命式

「夫も食べてもらえると喜ぶと思うんで」…葬式と違い、国の補助が出る生命式。生命式とは、死んだ人間を食べながら、男女が受精相手を探し、相手を見つけたら二人で式から退場してどこかで受精を行う式で……。
『コンビニ人間』で芥川賞を受賞し、世界的な注目を集める村田沙耶香さんの最新短編集『生命式』より、表題作「生命式」を全文公開。脳を揺さぶるかつてない読書体験を約束します!

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著者プロフィール

村田沙耶香

村田沙耶香むらた さやか

1979 年千葉県生まれ。玉川大学文学部卒業。 2003 年「授乳」で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)を受賞しデビュー。 2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、 2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、 2016年「コンビニ人間」で芥川賞を受賞。 ミリオンセラーとなった『コンビニ人間』は、30カ国で翻訳出版が決定。アメリカでは「ザ・ニューヨーカー」誌の「The Best Books of 2018」に選出され、またイギリスでは老舗書店フォイルズの「Foyles Books of the Year 2018」のFiction Book of the Yearに輝くなど、世界でも注目を集めている。 他の小説に『殺人出産』『消滅世界』『地球星人』など、 またエッセイに『きれいなシワの作り方』『私が食べた本』などがある。

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