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お客、取引先、ライバル企業、上司、部下……、さまざまな関係の中で私たちは生きている。相手がどう出るかを読み、いかに的確に行動するか。ビジネスの現場はそうした意思決定の連続だ。ゲーム理論はそれをゲームに見立て科学する。仕事で成果を手に入れるための戦略思考のツールだ。身に付ければ大きな武器となる。 ダイヤモンド編集部・小栗正嗣、大坪稚子、竹田幸平、相馬留美 ※『週刊ダイヤモンド』2018年8月4日号より転載(肩書・数値など情報は雑誌掲載時のもの)
ゲーム理論の活躍の場は、社会科学の世界にとどまらない。生物学へとその領域を広げ、進化ゲームという新しい分野を切り開いた。新概念を提示し、さまざまな知見をもたらしつつある。
ゲーム理論は社会の仕組みをデザインするのに重宝されており、欧米では社会制度などにも応用されている。他方、日本でも、ゲーム理論を用いた仕組みが着実に増えてきているようだ。
優良企業がなぜ新規参入者に取って代わられるのか。有名な「イノベーターのジレンマ」論だが、伊神満・イェール大学准教授にゲーム理論の見地からジレンマを克服する方法を聞いた。
「働き方改革」や「仮想通貨(ビットコイン)」。そんなこれからの経済社会を象徴するキーワードは、ゲーム理論でどう解釈できるのか。大阪大学の安田洋祐准教授が読み解く。
グーグルの主力収益源である検索連動型広告にも応用されてきた、ゲーム理論における「オークション」。実用性の高いこのメカニズムの基本や世界の先端事例の一端を紹介しよう。
交渉事やさまざまな人・企業の思惑が絡むビジネスの世界はゲーム理論の素養を生かせる場面が満載だ。最近の企業の事例から思考パターンを学び、“勝つ”戦略の要を身に付けたい。
コンピューターの父と呼ばれるフォン・ノイマンが創始したゲーム理論。その存在感を飛躍的に高めたのは、やはり天才数学者のジョン・ナッシュだった。1994年にノーベル経済学賞を受賞している。
サッカーW杯ロシア大会のポーランド戦終盤、パス回しを続けた日本の消極策は物議を醸した。だが、実はゲーム理論的に考えると、1次リーグ突破への正しい決断だったことが分かる。
ゲーム理論を基礎から学んでみよう。身に付ければ、大きな武器になる。渡辺隆裕・首都大学東京大学院経営学研究科教授が誌上講義をしてくれる。まずは「囚人のジレンマ」からだ。
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