青い芝」の戦い

「青い芝の会」。それは、脳性マヒ者による障害者運動団体です。青い芝の会は1970〜80年代に、バスジャックや座り込みなど、“過激”とも言われるような運動をおこない、「強烈な自己主張」を行ってきました。学生時代に彼ら/彼女らに出会い、ともに過ごした荒井裕樹さんと九龍ジョーさんお二人の視点を通し、この運動が社会の何を変えていったのかを振り返るとともに、その思想に触れていきます。

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著者プロフィール

荒井裕樹

荒井裕樹あらい ゆうき

1980年東京都生まれ。2009年東京大学大学院人文社会系研究科終了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院人文社会系研究科付属次世代人文学開発センター特任研究員を経て、現在、二松學舍大学文学部専任講師。専門は障害者文化論・日本近現代文学。著書に『差別されてる自覚はあるか――横田弘と青い芝の会「行動綱領」』(現代書館)、『生きていく絵――アートが人を〈癒す〉とき』(亜紀書房)、『隔離の文学――ハンセン病療養所の自己表現史』(書肆アルス)、『障害と文学――「しののめ」から「青い芝の会」へ』(現代書館)がある。現在、Webasta*にて「黙らなかった人たち」を連載中。

九龍ジョー

九龍ジョーくーろん じょー

1976年生まれ。編集者、ライター。著書に『メモリースティック ポップカルチャーと社会をつなぐやり方』(DUブックス)など。編集を手がけた書籍・雑誌ほか多数。『文學界』、『WIRED』ウェブ版、松竹公式サイトにて連載中。

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