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あの日。気がついたら、その子は話しはじめていた。コアラのぬいぐるみのはずなのに。
それ以来、彼はそのことを20年間秘密にして、生きてきた――。
気鋭の新人映画監督・片岡翔が初めて小説『さよなら、ムッシュ』に挑む、 話すぬいぐるみと出版社校正男子の切なさMAXの友情物語。
イラストは、なんと松本大洋さんの描きおろしです!
1982年、北海道生まれ。短編映画『くらげくん』が全国各地の映画祭で7つのグランプリを含む14冠を達成。2014年、映画『1/11 じゅういちぶんのいち』で商業デビュー。翌年『たまこちゃんとコックボー』が公開。脚本家として『きいろいゾウ』など。本作が小説デビュー作となる。