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メガバンク、外資系投資銀行、大手証券──。金融業界のエリートたちが、マイナス金利の導入や相場の低迷による本業の崩壊で右往左往している。金融とテクノロジーの融合で、既存の金融機関の仕事が消滅してしまうリスクも現実味を帯びてきた。加速する金融エリート没落の実態に迫った。
金融ピラミッドの下層に位置する信金・信組。金融エリートとは無縁と思える世界にも高待遇の金融機関はある。勝ち残るのはどこか、全国の信金・信組をランキングした。
マイナス金利をめぐり、日銀の執行部と、金融機構局など現場の温度差が拡大している。また最高意思決定機関の政策委員会では「素人化」が進んでいる。日銀内部の権力構造に迫った。
一人の男の一挙手一投足に金融界全体が翻弄されている。その人物とは金融庁長官の森信親だ。人脈と人事を駆使した驚異の権力掌握の実態と、その裏に潜む危うさに迫る。
銀行の秩序は崩壊したのに、銀行員たちは旧来の思考から抜け切れていない。歴史的に銀行と銀行員の関係はどう変化したのか。みずほ銀行出身の作家、江上剛氏に聞いた。
銀行員としての人生は短い。50歳ごろから片道切符の出向を迫られるからだ。ただ、最近は出向先で活躍する元銀行員が少なくないという。彼らはなぜ成功できたのか。
バブル世代の定年退職問題が顕在化してきた。ただし、3メガバンクが本当に危惧している世代問題は、その下の就職氷河期世代。彼らの人事次第で、業績は大きく変わる可能性がある。
就職人気は高いメガバンクだが、数年で退職する若手も少なくない。なぜか。三菱東京UFJ銀行を退職した元行員に理由を聞くと、人事・出世システムの機能不全が浮かび上がってきた。
相場環境と営業成績次第で1000万円を超すボーナスを手にする大手の個人向け証券マン。ところが、市況と当局の二大逆風にさらされ、その高額報酬に黄色信号がともっている。
電力会社や鉄道会社と並ぶ、地方におけるエスタブリッシュメント(支配階級)の代表格が地方銀行だ。しかし、長らく地元に君臨してきたその地位が今、大きく揺らいでいる。
フィンテックの台頭だけに限らない。エリートと見なされ、高給が約束された金融業界の職業が、さまざまな要因で危機に追い込まれている。花形高給取りのトホホな現実をお届けする。
学生の就職人気ランキングでは、今なお上位勢に顔を出すことが多い大手金融機関。だが、金融界を席巻する「フィンテック」の台頭で、金融エリートの職種の将来は危ぶまれている。
過去3年分の決算書。銀行が融資審査でよく取り寄せる資料だ。この企業にお金を貸しても大丈夫か、粉飾決算がないかなどと入念に調べる。
銀行の本業である融資事業がマイナス金利政策で崩壊した今、銀行は穴埋めに躍起だ。その現場に身を置くメガバンクの支店長と地方銀行幹部が見た、銀行の「第二の本業」探しを追う。
「給料が高い」「世界的な企業」「銀行に入れば安泰」──。さまざまな理由から就職人気を集めているのだろうが、実はこうしたイメージはもはや幻想である。
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。 ※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。