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売上高の合計が優に50兆円を超える日本最大のコングロマリット、三菱グループ。凋落説もささやかれるが、それを物ともしない巨大な「三菱経済圏」を築いている。なぜトップに君臨できるのか。その秘密に迫るため丸の内の“奥の院”を徹底取材した。知られざる「三菱最強伝説」をお届けする。
1916年、第1次世界大戦のさなかに三菱財閥4代目総帥の座に就いた岩崎小弥太は、三菱の各事業部を株式会社化。三菱銀行、三菱商事、三菱電機などを独立させ、現在の巨大企業グループの原型を築いた。
三菱御三家の中でも“長兄”と呼ばれる重機メーカーの三菱重工業が、近年になって大変革を断行している。それはいわば、三菱グループ企業に巣食う甘えとの決別の象徴だった。
かつて「三菱グループのための銀行」と呼ばれた三菱東京UFJ銀行は、今や「三菱」の枠を大きく超え、なお拡大中だ。そこに三菱グループの未来を読むためのヒントが隠されている。
かつて「三菱グループのための銀行」と呼ばれた三菱東京UFJ銀行は、今や「三菱」の枠を大きく超え、なお拡大中だ。そこに三菱グループの未来を読むためのヒントが隠されている。
「社内で慶應義塾大学の出身者が幅を利かせている。どの部署でも慶應卒だらけ。OB組織の三田会は結束力も随一で、出世にまで影響しそうだ」
三菱グループに勤める会社員と出会える結婚相談所がある。関係者の紹介があれば、誰でも入会できるという。本当にエリート社員と出会えるのか。そのお得度を探ってみた。
高待遇とうわさされる財閥系企業。そこで働く勝ち組社員はどんな生活を送っているのか。年収、福利厚生、残業、そして有給休暇……。気になる本音に迫った。
ブラジル最大の都市、サンパウロから車で北に1時間半ほど走ったコーヒー農場に、岩崎家の幻の7代目当主(弥太郎家では5代目)がいることを知る人はほとんどいない。
三大財閥で最古の歴史を持つのが住友家だ。初代・住友政友の誕生は400年以上前にさかのぼり、現在の当主で17代を数える。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」で一躍沸いたのが三井家だ。視聴率20%超えを連発するこの絶好調ドラマのヒロイン「あさ」のモデルこそ、閨閥図にも登場する三井家一族の「浅子」だからだ。
6代でお家断絶か──。名家にあってはならない事態に陥ってしまいかねないのが、三菱財閥の創始者一族である岩崎家だ。
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。 ※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。