高度経済成長が終わりを迎えた1970年代、若者文化もまた曲がり角に差し掛かろうとしていた。いまのカルチャーはどこまで行ってもこの曲がり角の先にある。日本人はこの曲がり角をいかにして迎え、そして無事に曲がることができたのか? 現代日本を70年代の振る舞いから見つめ直す、新文化論。
戦後日本の若者は、いったい何に"反抗"しようとしていたのか。「フォークの神様」と呼ばれカリスマ的人気を獲得したミュージシャン・岡林信康を引き続き追いかけます。
戦後日本の若者は、いったい何に"反抗"しようとしていたのか。連載は引き続きその象徴ともいえる60~70年代のフォークソングブームを追いかけます。日本におけるフォークソングの歴史を改めて振り返ります。
日本の「若者カルチャー」はいったい何に反抗しようとしていたのかを振り返り、その在り方を考察する本連載。「左翼思想との出会い」に引き続き、「なぜ当時、左翼思想がカッコよく感じられたか?」を振り返ります。
日本の「若者カルチャー」はいったい何に反抗しようとしていたのかを振り返り、その在り方を考察する本連載。「左翼思想との出会い」の前回に続き、社会主義と共産主義とは何だったかを著者の視点から振り返ります。
日本の「若者カルチャー」はいったい何に反抗しようとしていたのかを振り返り、その在り方を考察する本連載。今回は著者の学生時代の「左翼思想との出会い」に時計の針を合わせます。
かつての「若者たち」は何に反抗してきたのか? そしてその反抗がどのようなカルチャーに繋がったのかを振り返る本連載。今回はアメリカ・ヨーロッパから大きく舞台を変え、70年代の中国を見ていく。
1958年生まれ。京都市出身。コラムニスト。 著書に『若者殺しの時代』『落語論』『落語の国からのぞいてみれば』『江戸の気分』『いつだって大変な時代』『やさしさをまとった殲滅の時代』(以上、講談社現代新書)、『ホリイのずんずん調査』(文藝春秋)、『東京ディズニーリゾート便利帖』(新潮社)、『あなたが知らないディズニーランドの新常識44』(新潮文庫)、『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)などがある。