こんなはずじゃなかった大人たちへ—是枝裕和×速水健朗

“なりたかった大人”になれなかった大人たちへーー5月21日公開の是枝裕和さんの最新作『海よりもまだ深く』は団地を舞台に、理想とちがう今を生きる家族が描かれる物語です。今回、是枝さんと団地映画にくわしい速水健朗さんが、本作品の見どころや舞台の団地について語り合いました。映画のなかでつらぬかれる哲学、そして、今回の映画のスタート地点である是枝さん自身の「家族の物語」とは。

記事 2 件

著者プロフィール

是枝裕和

是枝裕和これえだ ひろかず

1962年、東京生まれ。1987年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出し、現在に至る。1995年、初監督した映画『幻の光』が第52回ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞等を受賞。2004年、監督4作目の『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭にて映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)を受賞。その他、時代劇に挑戦した『花よりもなほ』(06)、『歩いても 歩いても』(08)、『空気人形』(09)、『奇跡』(11)、『そして父になる』(13)、『海街diary』(15)など精力的に活動を行なっている。

速水健朗

速水健朗はやみず けんろう

速水健朗。1973年生まれ。ライター。食や政治、都市、ジャニーズなど手広く論じる物書き。たまにラジオやテレビにも出演。「団地団」としても活動中。近著『東京どこに住む 住所格差と人生格差』(朝日新書)、『東京β』(ちくま書房)など。TOKYO FM『速水健朗のクロノスフライデー』(毎週金曜日6:00=〜9:00)パーソナリティ。 Twitter:@gotanda6 ブログ:http://www.hayamiz.jp/

他の連載