臆病な詩人、街へ出る。

〈16歳で現代詩手帖賞を受賞〉〈高校3年で中原中也賞最年少受賞〉〈丸山豊記念現代詩賞を最年少受賞〉。かつて早熟の天才と騒がれた詩人・文月悠光さん。あの華やかな栄冠の日々から、早8年の月日が過ぎました。東京の大学に進学したものの、就職活動もせず、かといって遊びまわるわけでもなく、社会人経験の乏しい「冴えない女」になっていました。そんな臆病な文月さんが、調子のいい編集者にそそのかされて、不慣れな現実に飛び込む日々が始まるのでした。

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著者プロフィール

文月悠光

文月悠光ふづき ゆみ

詩人。1991年北海道生まれ。中学時代から雑誌に詩を投稿し始め、16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に出した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少18歳で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩の朗読、書評の執筆、詩作の講座を開くなど広く活動中。 Twitter:@luna_yumi ブログ:お月さまになりたい。 ウェブサイト:http://fuzukiyumi.com/

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