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洋の東西を問わず、戦乱の時代に決まって栄えた<少年愛>。死を賭して戦う英雄の側近くに控える、あるいは金髪の、あるいはブラウンの、あるいは黒髪の少年たち――。戦士は少年に何を求め、少年は戦士に何を答えたのか。時に英雄を生むこともあった、特殊な愛の歴史をたどり、その起源と現代日本人の精神にも残る痕跡を探ります。
1979年、宮崎生まれ。大阪在住。システムエンジニアの仕事のかたわら、小説教室「玄月の窟」で修業。エージェントに才能を見出され、2013年に歴史小説『劉邦の宦官』でデビュー。2015年秋、真田昌幸を主人公にした第2作『九度山秘録』出版。愛するものはお酒と路地の猫。