是枝裕和×菅野よう子「四姉妹物語だけではなく、寄せては返す波のように」

綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず――今、一番見たい“四姉妹”が実現したと評判の映画『海街diary』。監督の是枝裕和さんが音楽をお願いしたのは、多彩な音楽性で熱狂的なファンの多い菅野よう子さんでした。お二人が制作の中で見出したのは、「これは鎌倉四姉妹物語ではない」ということだったそうです。季節を巡り、小さな変化を重ねることで、作品の中で奏でられたものはなんだったのでしょうか。

記事 2 件

著者プロフィール

是枝裕和

是枝裕和これえだ ひろかず

1962年、東京生まれ。1987年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出し、現在に至る。1995年、初監督した映画『幻の光』が第52回ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞等を受賞。2004年、監督4作目の『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭にて映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)を受賞。その他、時代劇に挑戦した『花よりもなほ』(06)、『歩いても 歩いても』(08)、『空気人形』(09)、『奇跡』(11)、『そして父になる』(13)、『海街diary』(15)など精力的に活動を行なっている。

菅野よう子

菅野よう子かんの ようこ

作曲家/編曲家/プロデューサー。SMAP、今井美樹、小泉今日子、YUKIといったアーティスト達への楽曲提供/プロデュースワークを手がける。CM音楽では98年CM音楽賞の最高峰とも言える三木鶏郎広告音楽賞を受賞。他にもJAM広告音楽競技会最優秀賞、ACC優秀賞など数々の賞を受けている。映像作品では、アニメから実写映画やドラマまで幅広く手がけ、世界中にファンを獲得している。2012年にはNHKの東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を作曲。「第63回紅白歌合戦」に出演し、審査員も務めている。

他の連載