本の「使い方」

注目の経営者(ライフネット生命)にして、稀代の読書家としても知られている出口治明さん。出口さんは物心ついた頃から数えると、これまでに概算1万冊以上の本を丁寧に読み、そして、それを自分の血肉にしています。それがときに、現実社会を生き、働くときの役に立つこともあるようですが、出口さんにとって読書は「役立たせよう」と思って行うものではないようです。「そもそも本とは何だろう?」「なんで読んだほうが良いのか?」「どうやって読むのがいいのか」――そうした疑問に、この連載がもしかしたらヒントをくれるかもしれません。これから5回にわたり、『本の「使い方」』の主だったところから、抜粋して紹介します。(編集協力/藤吉豊 構成/KADOKAWA編集部)

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著者プロフィール

出口治明

出口治明でぐち はるあき

ライフネット生命保険株式会社代表取締役会長兼CEO。1948年、三重県美杉村に生まれる。当人いわく、「家の裏の小川で茶碗をゆすぐような田舎暮らしだった」そう。伊賀市に引っ越した後は、晴れた日は川で魚釣り、雨の日はひたすら読書という子供時代をおくる。京都大学に進学し、弁護士を目指すも司法試験に落第。内定をもらっていた日本生命保険相互会社に1972年に入社。生命保険協会の初代財務企画専門委員会委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事する。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て同社を退職。偶然の出会いをきっかけに、2006年、ネットライフ企画株式会社設立。2008年に生命保険業免許取得、ライフネット生命保険株式会社に商号変更、同社代表取締役社長に就任。還暦でベンチャー企業の社長となる。趣味は読書と旅行で、これまでに世界各地の1,000を超える町を訪れている。 ライ フネット生命:http://www.lifenet-seimei.co.jp/ Twitter:@p_hal