作家の誕生

太宰治は芥川龍之介の写真をカッコイイと思った。文章だけでなく見た目も真似た。投稿少年だった川端康成、大宅壮一。文豪夏目漱石の機転、菊池寛の才覚。自己演出の極限を目指した三島由紀夫、その壮絶な死の真実とは……。『ペルソナ――三島由紀夫伝』、『マガジン青春譜――川端康成と大宅壮一』、『ピカレスク――太宰治伝』の文芸評伝三部作で高い評価を受けたノンフィクション作家の猪瀬直樹さんが、「雑誌」と「作家」がいかにして日本に生まれたのかに迫ります。

記事 3 件

著者プロフィール

猪瀬直樹

猪瀬直樹いのせ なおき

作家。1946年、長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で96年度文藝春秋読者賞受賞。以降、特殊法人等の廃止・民営化に取り組み、2002年6月末、小泉首相より道路関係四公団民営化推進委員会委員に任命される。その戦いを描いた『道路の権力』(文春文庫)に続き『道路の決着』(文春文庫)が刊行された。 Twitter:@inosenaoki

他の連載