購読手続きをすると、有料記事を含むすべての記事をご覧いただけます。 購読は こちら から。
cakesの定番連載「彼女写真」。前回、ボブカットのボーイッシュな美少女とデートを楽しんだ広島の地にふたたび戻ります。今度は尾道でデート! 第2弾の彼女はいったいどんな子……? モデルは広島美少女図鑑の片岡桃子さんです。
お別れの時間がやってきました。「じゃあ、またね。」笑顔で手を振ってみたけれど、さよならって何度経験しても慣れないなあ。
目の前にほうきが立てかけられていました。すぐさま手に取り、ほうきにまたぐ彼女。「せーのでジャンプするね!」タイミングバッチリです。なんて可愛い魔法使いなんだろう。
小さな豚まんをゆっくりと食べたら、最後は紙ナプキンで口を拭きます。「はー、美味しかった!」お腹が満たされて幸せそうだな。僕も買えばよかった。
お願いが叶うように、おみくじをしっかりと結ぶ彼女。何が出たかは結局教えてくれなかったけど、その笑顔は、もしかして大吉……?
ひとやすみした後は、神社へおまいり。階段の前でピースする彼女をぱしゃりと撮影してから、手をきよめて参道へ。
スコーンとカフェオレを、あっという間に平らげてしまった彼女。「はー、美味しかった!」ごちそうさまのポーズが、なんだか斬新だけど可愛い。
ここのスコーンが大好きだと言う彼女。イチゴジャムをたっぷり付けて、もぐもぐ美味しそうに食べています。
「甘いもの食べよう!」彼女の提案でカフェにやってきました。注文したものが来るまでのあいだ、お気に入りのアプリをいっぱい教えてくれました。フムフム、最近はこんなの流行ってるんだね。
今日の予定も決まって、ようやく目的地へGO! ジャンプした写真を撮ったりと、テンション高めで出発します。
近づきながらパシャパシャ。彼女に負けじとシャッターをきっていきます。「きれいに撮れてる?」と聞く彼女。そりゃもう、文句なしにきれいです。
おや? さよならをした彼女が戻ってきました。「肝心なこと言い忘れてた! 今日はいっぱいありがとう。」お礼を言うために戻ってきてくれたんだ。最後に彼女の笑顔が見れてよかったよ。こちらこそ、ありがとう。
公園にやってきました。地面いっぱいの落ち葉がきれいです。ふと彼女を見ると、少し寂しそうな表情をしています。そうだ、もうすぐここで、お別れだったんだ。
お腹が満たされて幸せそうなのも束の間、「私ちょっと、食べ過ぎかも!?」と、いきなりアクティブに動き出しました。いやいや、そのままでいいんだよ。
猫といっぱい遊んでいたら、ちょっぴりお腹が空いた彼女。かばんからおもむろに取り出したのは……小さな豚まん!? いつの間に買ったんだろう。
「これ、お気に入りのカメラなの」と、カメラを頭に乗せる彼女。おちゃめな一面もかわいいな……と思ったら、いきなりこちらをパシャリ! やられてしまいました。
歩き疲れたら、ベンチでちょっと休憩。彼女が取り出したのは、カメラ。ずいぶん真剣な顔して見てるけど、何を撮ったのかな?
細い上り坂をのぼりきると、なんか不思議な場所にたどりつきました。どこかはよく分からないけど、太陽の光が心地よい場所であることは間違いないよう。自分だけの秘密基地みたいで、どきどきするね。
お参りが終わったあとは、ちょっとおさんぽ。細い坂道を上っていきます。こういう雰囲気のところって、無条件にわくわくするもの。この道を抜けたら、何が待ってるのかな。
いよいよ賽銭箱の前に立った彼女。「初詣じゃないから、何お願いしていいものかわからないなあ」と悩み顔でしたが、ふっと表情を変えてお参り。はたして何をお願いしたんでしょう?
道端で横たわる柴犬や、大きな石にペイントされた招き猫など、かわいいものを次々と見つけて撮影していく彼女。「ん〜〜かわいい!」と言っているその表情が、一番かわいい!
物思いに耽りながら海を見つめる彼女。「なに考えてるの?」と聞くと、「なにしようかな〜と思って」と、今日のことを一生懸命考えていてくれました。
「どこいこっか?」と上を向きながら考えこむ彼女。きれいな横顔をじっと見ていたら、「一緒に考えてよね!」と叱られてしまいました。
待っていたのは明るい茶髪のボブがキュートな彼女。すぐにカメラを撮りだして「今日はいっぱい撮るからね! ほらこっち向いて」とパシャリ。
前回、ボーイッシュな美少女とデートを楽しんだ広島にふたたび舞い戻りました。今回は広島市を離れ、尾道でのデート。海と山に囲まれた風光明媚な土地で待っているのは一体どんな彼女……?
2002年11月に新潟で創刊し、現在は東京以外46道府県で展開中。出演モデルは、全て「その街に住む、普通の女の子」だが、誌面への出演を切っ掛けにデビューするケースが増えている。沖縄美少女図鑑の二階堂ふみ(映画「ヒミズ」主演ほか)や鳥取美少女図鑑の山本舞香(第14代三井リハウスガールほか)が代表例。この『彼女写真』から明日のタレントが生まれるかも? 公式サイト:http://www.bishoujo-zukan.jp/ Twitter:@bishoujozukan
1978年愛知県名古屋市生まれ。2005年筑波大学人間学類心理学専攻卒業。2007年キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。東京都在住。主な書籍に『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『吉高由里子UWAKI』『ガールズフォトの撮り方』『僕の妹は、写真家になりたい。』など。主な仕事に『さしこ(指原莉乃フォトブック)』グラビア、書籍の装丁(長沢樹・誉田哲也・吾妻ひでお・牧村朝子など)、CDジャケット(真空ホロウ・SCANDAL・HKT48・さくら学院など)、広告(au・リクナビ・野村不動産・本厚木ミロードなど)サラリーマンや女子学生など“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作している。 公式サイト:http://yukiao.jp Twitter:@yukiao