オタクこそ「嫌われる勇気」の実践者だ!

オタクの腐女子を描いた青春映画『ぼんとリンちゃん』がいま話題を呼んでいます。意外なことに、監督の小林啓一氏は51万部のベストセラー『嫌われる勇気』を読んで自作への自信を深めたそうです。一見、まったく無関係に見えるオタク映画とアドラー心理学の入門書にはどのようなつながりがあるのでしょうか? 小林監督と岸見一郎氏の徹底対談を前後編にわたってお送りします!

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著者プロフィール

小林啓一

小林啓一こばやし けいいち

映画監督。1972年千葉県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。テレビ東京の「ASAYAN」ディレクターを経て、ミュージックビデオに進出。DA PUMP、DREAMS COME TRUE、ミニモニ。などの作品を監督。「アイフルホーム」などのCMディレクターを経て『ももいろそらを』(2013年)で長編映画デビュー。同作品は第24回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点部門」最優秀作品賞を受賞。第50回ヒホン国際映画祭では日本映画初のグランプリを受賞。第28回高崎映画祭でも新進監督グランプリを受賞するなど数々の映画賞を受賞した。世界最大のインディーズ映画祭であるサンダンス映画祭のシニアプログラマー、ジョン・ナインからは「日本映画の新鮮で革新的な監督の誕生」と絶賛された。監督第2作となる『ぼんとリンちゃん』は現在日本各地で絶賛上映中。

岸見一郎

岸見一郎きしみ いちろう

哲学者。1956年京都生まれ、京都在住。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。精力的にアドラー心理学や古代哲学の執筆・講演活動、そして精神科医院などで多くの「青年」のカウンセリングを行う。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問。訳書にアルフレッド・アドラーの『個人心理学講義』『人はなぜ神経症になるのか』、著書に『アドラー心理学入門』など多数。古賀史健氏との共著『嫌われる勇気』では原案を担当。

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