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地方都市発のフリーペーパー「美少女図鑑」と、気鋭の写真家・青山裕企さんのコラボレーションによる写真企画です。青山さんが全国を旅して、その土地の美少女をデート目線で撮影します。そろそろ夏休みも近づいてきた7月。南国・鹿児島で待っているのはどんな彼女でしょうか?
電車がやってきてしまいました。名残惜しさに、何度も手を振ってしまいます。笑顔で手を振りかえす彼女。「また会おうね」という言葉を胸に、彼女を運びさった電車が小さくなるのを見届けて帰途につきます。
もう、デートも終わりの時間。彼女が家へ帰るのに使う路面電車をいっしょに待ちます。ふと彼女が振りむきました。ふわりと笑って言ったのは……。
「もうすぐお別れだね」そう声をかけると、寝そべっていたベンチからむくっと起きあがった彼女。気づいたら、彼女の顔がどんどん近づいてきて……。
木のベンチを発見! 「つかれた~」とさっそくその上に寝そべる彼女。やんちゃな笑顔を向けられて、思わずどきどきしてしまいます。そろそろデートも終わりだけど、大きな目で見つめられたらもう何も言えません。
海にかかる霧のむこうに、山々がそびえたっています。そんな鹿児島の風景をバックに、涼しげな目線でこちらを振りかえる彼女。どこか幻想的な写真が撮れました。
通りがかった花屋で、彼女は植物観賞にいそしみます。花にみとれている彼女をこっそり写真におさめます。
鹿児島名物の「白くま」にスプーンを2本さして、かわりばんこにひと口ずつ。もどかしい気持ちを胸に、氷を口にはこんでいたら、スプーンが彼女のほうから近づいてきて……。
女の子は、かわいいものがやっぱり大好き。散歩中にポップな色づかいの可愛らしい建物を発見した彼女も満面の笑顔です。
「うちの近所を案内してあげる」そう言って彼女が連れてきてくれたのは商店街。幼いころを過ごした思い出の場所だというだけあって、彼女の表情もほっこりしてます。連れてきてくれて、ありがとう。
売店で懐かしのラムネを購入。ラムネの蓋開けに挑戦する彼女を見守ります。「ふきこぼれちゃわないかな~」どきどきした面持ちでスタンバイ。うまく開けられるかな?
2002年11月に新潟で創刊し、現在は東京以外46道府県で展開中。出演モデルは、全て「その街に住む、普通の女の子」だが、誌面への出演を切っ掛けにデビューするケースが増えている。沖縄美少女図鑑の二階堂ふみ(映画「ヒミズ」主演ほか)や鳥取美少女図鑑の山本舞香(第14代三井リハウスガールほか)が代表例。この『彼女写真』から明日のタレントが生まれるかも? 公式サイト:http://www.bishoujo-zukan.jp/ Twitter:@bishoujozukan
1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年 自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2015年より公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員。ギャラリーと出版レーベルを運営。現在 東京都在住。 『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。 吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。 お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて22年、上京・独立してから16年目。自分なりの戦略で、ファーストペンギンのように写真業界を泳ぎ続けている。 公式ウェブサイト:https://yukiao.jp note:https://note.com/yukiao