365日四六時中休むことなく流れ続けているテレビ。あまりにも日常に入り込みすぎて、さも当たり前のようになってしったテレビの世界。でも、ふとした瞬間に感じる違和感、「これって本当に当たり前なんだっけ?」。その違和感を問いただすのが今回スタートした「ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜」。毎週その違和感を生み出すひとりの人物にスポットを当て、その違和感の元を探ります。
今回取り上げるのは、先日活動休止を発表した西野カナです。3年ぶり2度目となる今回も、熱狂的ファンの方に協力を仰いだ武田砂鉄さん。協力というより、もはや丸投げの西野カナ論です。
今回取り上げるのは、記者へのセクハラを始め、様々な問題が取り沙汰されている細田博之衆議院議長です。報道後の立ち振る舞いから透けて見える、政治の問題を考えます。
この夏に行われる参議院選挙では、たくさんの有名人の立候補が予定されています。しばしば問題になる、有名人の出馬ですが、今回は日本維新の会から立候補する中条きよしについて、武田砂鉄さんが考察します。
今回は、アカデミー賞授賞式でウィル・スミスが起こしたビンタ事件について考えます。どうしても「どちらが悪いのか?」ばかりが取り上げられてしまう日本のメディア。この事件があぶり出した問題について考えます。
ライター。1982年生まれ。東京都出身。大学卒業後、出版社で主に時事問題・ノンフィクション本の編集に携わり、2014年秋よりフリー。著書に『紋切型社会──言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社、2015年、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)がある。2016年、第9回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。「文學界」「Quick Japan」「SPA!」「VERY」「暮しの手帖」などで連載を持ち、インタヴュー・書籍構成なども手がける。 Twitter:@takedasatetsu