希望としての狂気の描き方—砂田麻美監督インタビュー

2011年に公開し、ドキュメンタリー映画としては異例の興行収入1億円を突破した『エンディングノート』。砂田麻美さんの初監督作品は数々の映画賞を受賞し、一躍脚光を浴びました。「ガンを患った父親」の次の題材となったのが、あの「スタジオジブリ」です。1年間、ほぼ毎日のようにジブリに通って実に350時間もカメラを回したそうです。「映画って生きもの」「言葉でつなごうとすると映画は破たんする」「編集作業は化学の実験のよう」そんな風に語る砂田監督は、膨大な素材からどのように映画『夢と狂気の王国』を煮詰めたのでしょうか、じっくりと伺いました。

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著者プロフィール

砂田麻美

砂田麻美すなだ まみ

1978年生まれ。慶応義塾大学在学中よりドキュメンタリーを学び、卒業後はフリーの監督助手として是枝裕和監督らに師事。ガンを患った自身の父親の最期に迫った初監督作品『エンディングノート』(2011)は、一種の社会現象を起こし数々の新人監督賞を受賞。ドキュメンタリーとしては異例の興行収入1億円を突破した。松任谷由実(荒井由実名義)の「ひこうき雲」ミュージッククリップやau「ジブリの森」のCMの演出も手掛けている。