日本人に足りないのは「強欲」なのか?—真山仁×藤沢数希対談

金儲けをしたいという欲望を持つのは悪いことなのか? 日本社会の論理にとらわれずに大企業に買収をしかけていく企業買収者・鷲津政彦の活躍を描きながら、そんな問いを投げかけ続ける経済小説が「ハゲタカ」シリーズです。シリーズ最新作『グリード』のテーマは世界経済を混乱におとしいれたリーマン・ショック。前作以上に手に汗にぎる内容となった本作を記念して、著者の真山仁さんと、外資系投資銀行でトレーディング業務などに従事し、作家業をしている藤沢数希さんの対談が実現しました。はたして、「欲」の追求は許されざることなのか。対談を読み終わったときには、あなたの考えも変わっているかもしれません。同時掲載の『グリード』序曲とあわせてお楽しみください。

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著者プロフィール

真山仁

真山仁まやま じん

小説家。1962年大阪府生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、2004年『ハゲタカ』でデビュー。2007年に『ハゲタカ』『ハゲタカⅡ』を原作とするNHK土曜ドラマが放映され話題になる。地熱発電をテーマにした『マグマ』は2012年にWOWOWでドラマ化された。 最新作は『そして、星の輝く夜がくる』(2014年3月7日刊、講談社)。その他の著書に、日本の食と農業に斬り込んだ『黙示』、中国での原発建設を描いた『ベイジン』、短篇集『プライド』、3.11後の政治を舞台にした『コラプティオ』、「ハゲタカ」シリーズ第4弾となる『グリード』などがある。
公式サイト http://www.mayamajin.jp/

藤沢数希

藤沢数希ふじさわ かずき

作家。理論物理学、コンピューター・シミュレーションの分野で博士号取得し、欧米の研究機関で研究職に就いた後、外資系投資銀行に転身。以後、マーケットの定量分析、経済予測、トレーディング業務などに従事してきた。また、高度なリスク・マネジメントの技法を恋愛に応用した『恋愛工学』の第一人者でもあり、人気ブログ『金融日記』の管理人。メールマガジンの『週刊金融日記』も評判で、ツイッターのフォロワー数は現在9万人以上にものぼる。著書に『なぜ投資のプロはサルに負けるのか』『外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々』(以上、ダイヤモンド社)などがある。 藤沢数希 | note 『週刊金融日記』 | note

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