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地方都市発のフリーペーパー「美少女図鑑」と、気鋭の写真家・青山裕企さんのコラボレーションによる写真企画です。青山さんが全国を旅して、その土地の美少女をデート目線で撮影します。12月、2013年最後のデートは山梨が舞台です。黒髪が美しい、大人びた彼女との一日をお楽しみください。モデルは山梨美少女図鑑の齋藤果歩さんです。
商店街の中に立派なクリスマスツリーがありました。きれいに飾られた装飾の一つひとつが、みんなの幸せが詰まって輝いているように見えます。彼女は、その手に触れた星にどんな幸せを込めたのでしょうか?
二人でフリスビーをすることに。「いくよー!」と元気に投げる彼女に、「オッケー!」と言いつつ、うまく取れたり取れなかったり。それでも彼女は楽しそう。紅葉よりも君の笑顔のほうが、とっても綺麗だよ、なんて。
元気よく駆け出す彼女。時おり振り返るのは、僕をおいてかないよう気にしてくれているのかな。負けじと彼女を追いかけ、追い越し……今度は僕が振り返る番だ!
舞鶴城公園にやってきました。さあ、お城の中へ行こう!と歩き出したのに、「のんびりしよ。おひさまが気持ちいいよ」と言い、橋の途中で立ち止まる彼女。日向ぼっこ、お供いたします!
食後のお散歩。つるが生い茂っている壁の前へ駆け寄り、こちらを振り返る彼女。やわらかな日差しに包まれ、優しい笑顔を僕に向けてくれます。ふいに髪をかき上げる彼女の仕草に、思わずドキッとしてしまいました。
料理を注文して、しばし待ちぼうけ。彼女はうつむいて物思いに耽っています。あんまりにも無口なので心配になり、声をかけようとしたその時! 「おなかすいた」
お昼ごはんの時間。歩きつかれたのか、少しぼんやりしています。僕の視線に気づいた彼女は、鼻歌まじりにお手拭きをいじりだして……「はい、ひよこ完成!」と笑顔いっぱい。まだまだ元気そうです。
前回に引き続き、彼女はアイスに夢中なご様子。もうちょっと僕にかまってくれたって……と所在なさげにしていると、そんな僕に気づいた彼女は「一口あげる!」と僕にアイスを「あーん」してくれて……?
綺麗に色づいた葉が、太陽の光を浴びて黄金色に輝いています。その葉っぱを手でもてあそびつつウインクをする彼女の笑顔も、日光の魔法か、いつも以上に神秘的に思えます。
2002年11月に新潟で創刊し、現在は東京以外46道府県で展開中。出演モデルは、全て「その街に住む、普通の女の子」だが、誌面への出演を切っ掛けにデビューするケースが増えている。沖縄美少女図鑑の二階堂ふみ(映画「ヒミズ」主演ほか)や鳥取美少女図鑑の山本舞香(第14代三井リハウスガールほか)が代表例。この『彼女写真』から明日のタレントが生まれるかも? 公式サイト:http://www.bishoujo-zukan.jp/ Twitter:@bishoujozukan
1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年 自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2015年より公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員。ギャラリーと出版レーベルを運営。現在 東京都在住。 『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。 吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。 お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて22年、上京・独立してから16年目。自分なりの戦略で、ファーストペンギンのように写真業界を泳ぎ続けている。 公式ウェブサイト:https://yukiao.jp note:https://note.com/yukiao