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地方都市発のフリーペーパー「美少女図鑑」と、気鋭の写真家・青山裕企さんのコラボレーションによる写真企画です。青山さんが全国を旅して、その土地の美少女をデート目線で撮影します。10月は名古屋でデート。どんな新しい出会いが待ち受けているのでしょうか?
サンダルを脱いで、芝生に寝転がる彼女。そんな彼女を覗き込んでいると、自然とシャッターを切っていました。恥ずかしそうに顔を隠す彼女もすかさずパシャリ!
ベンチに腰をかけ、ちょっと疲れた様子を見せる彼女。「大丈夫?」と声をかけると、小さな声で「うん」と頷いてくれます。お喋りしてばかりだったから、こんな静かな時間も新鮮です。
まだまだ二人、海際を歩いていきます。すこし陽がかたむいてきて、名古屋の街はほんのりオレンジ色。彼女もほんのりオレンジ色。両手を顔にかざしてこちらを見つめる彼女の気持ちは……?
靴を直しているところを写真に撮っていると、「ちょっとー恥ずかしい」と照れてしまった彼女。「どうせなら、ほら」と金のしゃちほこの前でめいっぱいの笑顔をしてくれました。
「海が見たい!」と言う彼女と、景色の良い公園へ。ずーっと海を眺めていた彼女は急に振り向いて、「こっちに来て、一緒に見よう」と言ってきた。そろそろ夕陽が沈みそうな気配のなか、彼女と僕は見つめ合って……。
もうちょい食べれる!と彼女が次に向かったのはソフトクリーム屋さん。溶けてくる前に早く食べちゃお!とぺろぺろ。また口の周りにクリームついてるよ!「あ、やっぱり?(笑)」と照れながら口のまわりをペロリ。
お参りも終わって一息。甘いものが食べたい!と今度は神社の出店でみつけたお団子をほおばります。口の周り、お団子の粉ついてるよ。「うそっ」と取り出した鏡、それ何の動物!?
お腹もふくれたところで、ぶらぶら歩いているとたどり着いたのは神社。せっかくだからお参りしよう!と柄杓を手にした彼女。 この後どんなお願いをしたのかな・・・?
唐揚げをゲットして満足げな彼女。出来立ては熱々。はふはふしながらかぶりつきます。いい食べっぷり!ごはんをおいしそうに食べる女の子って、やっぱりいいものですね。
商店街には美味しそうな食べ物のお店もたくさんあります。彼女が選んだのは、「台湾名物屋台」。順番札を持って待っていると……揚げたての唐揚げが!
ご飯を食べ終えて、散歩がてら大勢の人でにぎわう大須へ。そこで待ち受けていたのは巨大な招き猫! 「にゃー♪」と猫のまねをする彼女。こんなかわいい猫になら騙されてもいいかも。
なんとなく街をお散歩。「今日は暑いね」と言いながら、彼女はおもむろに汗をふきます。おっと、顔が近いよ……。
何か思いついたように、ふいに振り返った彼女。僕の方ににこっと笑ってジャンプしました。ワンピースのすそが舞い上がるのも気にせずに飛び跳ねる彼女は、このままどこまでも行けそう。
「のれるかな?……のれた!!」と思ったら、「落ちちゃった!!」 はじける笑顔を浮かべながらはしゃぐ彼女と、さんさんと照りつける太陽に、僕はクラクラします。
高いヒールのサンダルをはいているのに、ぴょんぴょんと動き回る彼女。その機敏さをじっと眺めていたら、僕が追いかけてこないのが不満なのか、ふくれっつらに。ご、ごめんなさい。
かき氷をほおばる彼女の後ろ姿。首筋がきれいだな・・・なんて見とれていると、くるっと振り向き「いちごも美味しいよ!味見してみる?」と「あ〜ん」してくれました。あー美味しい。なんだか幸せ・・・。
芝生の気持ちいい公園。サンダルを脱いで「かき氷おいしい!」とはしゃぐ彼女。リラックスして楽しんでくれてるみたいです。どんどん仲良くなれてる気がする!
まだまだ残暑が厳しい名古屋。かき氷を買って来て2人で食べます。うれしそうな彼女。かき氷の涼しげなシロップの色が白いワンピースによく映えます。ついつい見とれていると、あっ、僕のかき氷が溶けてきた!
やって来たのはオアシス21の「水の宇宙船」。水面が日差しで反射してきらきらしています。テレビ塔を見上げて「まぶしいー」なんて言いながら、おどけてみせてくれました。
セントラルパーク内の広場をぶらぶら。彼女の白い素朴なワンピースが、緑に映えてきれいです。
10月は彼女写真名古屋編スタート! テレビ塔を横目に、セントラルパークの待ち合わせ場所へいそぎます。木陰で待っている、ショートヘアのあの子は……。
2002年11月に新潟で創刊し、現在は東京以外46道府県で展開中。出演モデルは、全て「その街に住む、普通の女の子」だが、誌面への出演を切っ掛けにデビューするケースが増えている。沖縄美少女図鑑の二階堂ふみ(映画「ヒミズ」主演ほか)や鳥取美少女図鑑の山本舞香(第14代三井リハウスガールほか)が代表例。この『彼女写真』から明日のタレントが生まれるかも? 公式サイト:http://www.bishoujo-zukan.jp/ Twitter:@bishoujozukan
1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年 自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2015年より公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員。ギャラリーと出版レーベルを運営。現在 東京都在住。 『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。 吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。 お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて22年、上京・独立してから16年目。自分なりの戦略で、ファーストペンギンのように写真業界を泳ぎ続けている。 公式ウェブサイト:https://yukiao.jp note:https://note.com/yukiao