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「われわれの事業を知るための第一歩は、顧客は誰かという問いを発することである。次に、顧客はどこにいるか、顧客はいかに買うか、顧客にいかに到達するかを問うことである」と、ピーター・F・ドラッカーは『現代の経営』の中で説いた。インターネットやモバイル環境の発達で、顧客の動向はかつてに比べ容易に、正確に、そして大量に捉えることが可能になった。蓄えた顧客データの分析手法も進化している。一方で、ITに頼らず、実際に目で見て体で感じる、行動観察の重要性も高まっている。どんな手法であれ、個々の顧客、いわば“個客”までを知り尽くせば、必ず取るべき手段は見つかる。 ※この連載は、2月16日号に掲載された特集を再編集したものです。Illustration by Tokuhiro Kanoh
日立製作所は昨年10月、人の行動データとPOSデータなどの業績データを組み合わせることで、業績改善の要因を見つけ出すデータ解析技術を開発。実証実験では驚きの結果を出している。
経路探索・移動ナビゲーションサービスを展開するナビタイムジャパンは、蓄積している膨大なデータとノウハウを武器に、公共交通機関や街づくりのコンサルティング事業に乗り出している。
『超現場主義ですごい結果を出す とことん観察マーケティング』の著者である野林徳行・レッグス顧問が、リクルートやローソンでの成功体験から「顧客の実像を知る方法」を伝授する。
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