いま〈WEB本の雑誌〉で「50代からのアイドル入門」という連載をやってて、ハロプロ系のライブのレポートはそっちにガンガン書いているんですが、今回の舞台はSFものということで、cakes版SFマガジンの読者諸氏にご紹介すべく出張してきました。
6月18日に池袋のサンシャイン劇場で初日を迎えた問題の舞台は、「演劇女子部ミュージカル TRIANGLE(トライアングル)」。
演劇女子部とは、ハロー!プロジェクトの選抜メンバー+演劇女子部プロジェクトのオーディション合格者が出演するプロジェクト。
ハロプロは2001年から舞台に進出し、2006年からは小劇場系の劇団と組んで「劇団ゲキハロ」という演劇プロジェクトをつくり、7年間に14公演を実現。
「ゲキハロ」が2013年で一段落したあと、2014年1月に立ち上げたのが「演劇女子部」。歌あり踊りありの(宝塚に対抗して?)女性だけの舞台を定期的に上演し、今回が7公演め。SF系だと、昨年5月、半村良原作の「Berryz工房10周年記念舞台 ミュージカル 戦国自衛隊」を(中盤以降はほぼオリジナルストーリーで)上演してますね。ゲキハロ時代の2011年にも、Berryz工房と℃-uteのメンバーをシャッフルして2チームに分け、「戦国自衛隊 女性自衛官帰還セヨ」「戦国自衛隊・女性自衛官帰還セヨ」のタイトルでストレート・プレイ化している。この2回がハロプロがもっともSFに接近した瞬間かも。
それに次ぐSF度を誇る今回の公演は、モーニング娘。'15から10人が出演(舞台に立たないメンバーにも意外な見せ場が用意されている)。ほかに、演劇女子部プレイング・マネージャーの須藤茉麻(元Berryz工房)と、ハロプロ研修生2人、それに演劇女子部メンバー2人が出演する。
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