私はかねてより、よその夫婦のセックス事情に並々ならぬ関心を持っている。
……と言うとただ変態のようだが、今や44.6パーセントがセックスレスだという日本の夫婦環境。夫は家に帰りたくないわ(過去参照)、セックスレスだわで、日本の夫と妻に希望はないのだろうか、いやきっとあるはずだ、探し出してみせる!という止むに止まれぬ使命感を、誰に頼まれたわけでもないけど感じている。それで、誰に頼まれたわけでもないけど、数年来、地道に実態調査を進めているのである。
で、その一環として、今更ながら「デスパレートな妻たち」を観ている。
デスパレートな妻たち シーズン1 コンパクト BOX [DVD]
我々日本人の多くが、欧米人は息をするようにセックスをしているという印象を持っているかと思うが(持っていますよね?)、その実どうなのか確かめたかったからである。ところがこのドラマ、思いのほか長い。Wikipediaによれば全180話もあるらしい。なかなか最後までたどり着かないのでセックス事情に関する調査結果は後日改めて報告させていただくとして、今日は、現在シーズン4の途中まで見進めた段階での、セックス事情以外の所感について書きたいと思う。
「デスパレートな妻たち」とは、ご存知の方も多いかと思うが、2004年に第1作がアメリカで製作され、その後日本を含む世界各国で話題となった人気連続ドラマである。
内容を端的に言うと、ご近所に住む仲良し主婦たちのドタバタ劇。主要な登場人物4名は以下のとおりである。
・ バツイチ子持ちのドジっ子イラストレーター、スーザン
・ ガーデニングと料理が得意なコンサバ専業主婦、ブリー
・ 格下夫と結婚した子沢山キャリア妻、リネット
・ セレブ婚したが空虚さを拭えない元モデル美人妻、ガブリエル