道徳の時間

開沼博 vol.1 安全神話って本当にあったんですか?

新年一発目の「道徳の時間」、ゲストは開沼博さん。これまでのゲストとの間でも話題に出ていた原発について、フクシマ論を精力的に語る若き社会学者と道徳の観点から徹底討論します。震災以降、原発の危険性への懸念が高まり議論が盛んですが、そもそもみんな安全神話なんて信じていたの? と岡田さんは不思議がります。

岡田斗司夫(以下、岡田) 年明け第一弾は社会学者の開沼博さんにお越しいただきました。今回は原発の問題を中心にみっちり話していこうと思っています。

開沼博(以下、開沼) よろしくお願いします。

岡田 前回小林よしのりさんと対談したときに原発の話が出てきて、やっぱり道徳的にも原発は避けて通れないテーマだなと痛感したんです。開沼さんは原発をとりまく社会的構造について研究していて、『「フクシマ」論』(青土社)などの本も出している。原発の話をするにはぴったりだろうと思って、ゲストに来ていただきました。いまでも週の半分は福島で過ごしているんでしょう?

開沼 はい。福島市に家を借りています。いまの状況って、誤解をおそれずに言えば、大チャンスなんですよね。

岡田 それは研究者として、ということですか? 

開沼 もちろんです。でも、研究者以外にとってもそうだと思っています。みんな福島にくればいいのにと思ってます。だって、いま「フクシマ」に関わるっていうことは、世界史に残る仕事をするってことに直結する。これがフランス革命レベルの世界史的事件に匹敵するものになるかどうかはわかりませんが、なかなか貴重な機会ですよ。

岡田 おお、大胆な発言が飛び出た。

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道徳の時間

岡田斗司夫

評価経済など新しい資本主義が加速しはじめた21世紀。 そんな新時代の「道徳」とは、一体どんなものでしょうか。 未来社会をサバイブする岡田斗司夫が、 ゲストとともに様々な事例を引用しながら、 現代の「道徳」について考えていきます。 (月...もっと読む

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