着こなしの土台になるトップスの組み立て方
シャツ——ごまかしのきかない主役アイテム
普段着に欠かせないのが、襟のついたシャツです。品のよいシャツは、休日だけではなく、ビジネスカジュアルにも使うことができます。シャツを着ることで手軽に清潔感を出すことができますので、ベーシックなアイテムをそろえることが大切です。特に春から秋にかけては、シャツを一番外側に着る機会も多いはず。このような主役になるアイテムはきちんと考えてそろえる必要があります。
肝心のシャツの選び方ですが、シンプルが鉄則です。最近では凝ったデザインのシャツが非常に多く、シンプルなシャツを選ぶほうがかえって難しいかもしれません。ここでおすすめする具体的なシャツはというと、無地の白シャツ、デニム地のシャツ、ギンガムチェックかストライプの柄物シャツ、以上の3種類。もし予算に余裕があるなら、それに加えて無地の淡いピンクのシャツも使い勝手がよいのでおすすめです。
ボタンの色は白やアイボリーが基本です。シャツの生地とまるで違う色のボタンがついているシャツはNGです。また、襟や袖の内側に花柄やボーダーなどの切り返しがついているシャツも避けましょう。このような目立つ装飾は必要ありません。特に装飾もなく、パッと見は地味に見えるくらいのシャツこそ、まず初めにそろえるべきベーシックなアイテムです。