石川善樹
お菓子を着実に減らす4つの方法
食事に気を使って普通の生活をしているつもりなのに、なかなかやせないAさん(28)。目標は1ヶ月であと3㎏やせて49㎏になること。さて、間食のお菓子を減らすには、どうするべきなのでしょうか。
「みんなの健康づくり」のプロ、予防医学研究者である石川善樹さんが、最新の生理学、脳科学、疫学研究、心理学、行動科学などを駆使して、ダイエットに成功するために、必要なことを解き明かします。もう絶対リバウンドしない、その名も『最後のダイエット』ぜひお試しください。
お菓子を減らす4つの方法
とはいえ、いつも楽しみにしているお菓子を減らすのは大変です。人間は甘いものに満足感を覚えるようにできていますし、コンビニには、安くておいしいお菓子がいつでも並んでいます。そんな中で、ただ我慢して減らすのはそうとう難しいものなのです。
しかし、脳科学や心理学の研究から、こういう習慣化した間食を減らすための方法がいくつか見つかっています。
1.お菓子を禁止しない
2.食べる分量を決める
3.高級なものに替える
4.お菓子以外を食べる
順に説明していきます。
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この連載について
石川善樹
最新の生理学、脳科学、疫学研究、心理学、行動科学などを駆使して、「みんなの健康づくり」のプロ、予防医学研究者である石川善樹さんが人類史上最大の難問であるダイエットに解き明かしました! もう絶対リバウンドしない、その名も「最後のダイエッ...もっと読む
著者プロフィール
予防医学研究者、博士(医学)
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Wellbeing for Planet Earth代表理事。
「人がよく生きる(Good Life)とは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。
専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、概念工学など。
近著は、『考え続ける力』(ちくま新書)、『継続とは「小さな問い」を立てること DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文』(ダイヤモンド社)など。