第六章 他人に左右されない人生を掴み取れ! vol.2 ラーメン屋の行列に並ぶな

”自分の実力について、ある程度懐疑的になったほうがいい。”三田さんはそう語ります。会社の中にいると、「自分の実力」が見えづらくなってしまうというのです。では、「自分の実力」とは何を意味するのでしょうか、そして「自分の実力」と向き合うためには何が必要になるのでしょうか。(『会社に左右されない仕事術』より)

その実績は本当に自分の力なのか?

 もし、現在あなたが大手企業に勤めているとしたら、自分の実力について、ある程度懐疑的になったほうがいい。望むと望まざるとにかかわらず、大手では自分の実力が見えにくくなるのだ。

 たとえば、あなたが営業課長として10億円の商談をまとめた実績を持っているとしよう。とてつもない金額だし、苦労の連続だったに違いない。

 しかし、それは「あの〇〇社の、営業課長であるあなた」という肩書があってこそ成立した商談である。もしも「〇〇社の営業課長」という条件さえ同じなら、ほかの人でもまとめられた商談かもしれない。少なくとも、そう疑うだけの理由は十分にある。

 だから自分の成功体験については、常に「これは会社の力ではなく、本当に自分の力だったのか?」と自問自答するようにしておこう。

 とくに転職の面接では、この「自分だからこそできた理由」を具体的に説明できる力が求められる。あなたの実務能力はもちろん、あなたがどれくらい正確に自己分析できているのかも、ここで判断されるのだ。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

モーニング

この連載について

初回を読む
会社に左右されない仕事術

三田紀房

まちがいだらけの転職市場、ビジネス事情にメスをいれ、多くの社会人を叱咤激励した漫画『エンゼルバンク』。そのエッセンスを凝縮した副読本の一冊、『会社に左右されない仕事術』の内容を、cakesでもお届けします。はじめてのことばかりで悩む新...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません