女が病まずに生きるには?

自己肯定感」は訓練と技術で高められる—後編

『母がしんどい』や『ママだって、人間』で母と娘の関係を描いて多くの女性から共感を得た田房永子さんと『傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった』で母との対立や不完全家族について書いた小野美由紀さんが「女の病み」について徹底対談! 人間関係における日本語の問題や「人のせいにすること」の幸と不幸、そしてお話は自己肯定感の育て方にまで。あなたの病みに効く言葉がきっとある!

毒母のせいにできるのは、ある意味「幸せ」?!

田房 夫婦で話していたりすると、こっちが言語化できてそれが夫の言動に反映されて、うまくいくっていう時もあるけれど、ん〜なんだろうな。結構『傷口から人生』読んでて誰かのせいにするって言葉が結構でてくるなって思ったんです。私、結構そのへんは誰かのせいにしてしまう派なんですよ。誰かのせいにしちゃっていいじゃんって感じはあります。

小野 「私のお母さんが毒親だから、私はこんな冴えない人生なんだ」って、親のせいにできることって、ある意味幸福だし、不幸だと思うんですよ。幸福というのは、親のせいにしさえすれば自分の問題を棚上げできるじゃないですか。「妖怪ウォッチ」みたいなもんですよ。
 「毒母の〜、せいなのね、そうなのね♪」って(笑)。責任がなくなって、楽になる。同時に、不幸というのは、人のせいにしているがために、その人は自分の人生を行動して変える機会をどんどん失い続けているということです。母親のせいにしつづけているかぎり、その人は自分の人生の問題を主体的に解決する機会を得られない。だってお母さんが変わってくれない限り、その人の苦しさは取り除かれないわけでしょ。だから幸せでもあるし、不幸でもあると思います。

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女が病まずに生きるには?

田房永子 /小野美由紀

『母がしんどい』や『ママだって、人間』で母と娘の関係を両側から描いて多くの女性から共感を得た田房永子さんと、『傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった』でご自身の母との対立や不完全家族について書いた小野美由紀...もっと読む

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コメント

ga_gaco_co これ有料記事かかわからないけど、自分的良記事。自己肯定力弱かったマンとしては、訓練できるっていうのはとても希望があるし、確かになぁと思う。 https://t.co/qgHVwafrxh 1年以上前 replyretweetfavorite

ruhunaT 「相手の人格を認めるということは、相手に「私はこう思う」って発話する権利を認めてあげること」 2年以上前 replyretweetfavorite

itabashinatsumi 親子関係に悩んだことがある人には刺さるはず 3年弱前 replyretweetfavorite

komutanmori 親のせいにすることは、自分は何にも悪くないってとこだから大事だと思うけどなあ…わたしは田房さんの感覚に近い 約3年前 replyretweetfavorite