快感は「正しい決断」から生まれる—vol.2

日常には様々な決断をせまられる場合があります。その迫られた選択から、正しい決断を積み重ねている人たちは共通して気づいているものがあるそうです。その気づいているものとはいったい何なのでしょうか? 金メダリストや企業エリートの力を次々引き出してきた、ノルウェーで話題騒然のメンタルコーチのレッスンをcakesでもお届けしていきます。

私たちが日常にする多数の決断

では、日常の小さな「正しい決断」とは何か。朝起きてから夜眠るまでに、私たちは多くの決断をする。たとえば

・パッと起きるか、ベッドのなかでぐずぐずするか
・早く起きて、シャワーを浴びる前に運動をするか、しないか
・健康的な朝食をとるか、ピザの残りを食べるか
・子どもが登園する前に、親子の時間をつくるか、つくらないか
・出勤前に靴を磨くか、磨かないか
・大事な会議の日、通勤途中に頭の中で予行演習をするか、窓の外を眺めてぼんやりするか
・健康的な昼食をとるか、ファストフードですませるか
・休み時間に、出張手当の手続きを終えるか、コーヒーをおかわりして同僚とおしゃべりするか
・あなたがスポーツ選手だとして、ランチの後に動画をチェックしてテクニックを研究するか、ビデオゲームをするか
・トレーニングのときに、全力を出し切るか、九〇パーセントにとどめるか
・次回のトレーニングの計画を立てるか、成りゆきにまかせるか
・夜更かししてテレビをだらだら観るか、早くベッドに入って明日に備えるか

現実に、ひと握りの人は、正しい選択を積み重ねている。それはシンプルな事実だ。そういう人は、そのチョイスが自分にとって重要な意味を持つことに気づいているのだ。
人間は本能的に、一番楽な解決策を選びたがるものだ。できるかぎり多くの時間を「コンフォートゾーン(楽に過ごせる空間)」、つまり、安全で穏やかでコントロールがきく環境で過ごしたいのだ。私たちの感情は、常にコンフォートゾーンに引き戻そうとする。しかし、パフォーマンスを向上したければ、「いつものやり方」から抜け出す必要がある。では、よい行動を習慣づけるために、どうすればいいのか。ひとつ大切なのは、自分に「正しく質問する」習慣をつけることだ。

自分への「質問の仕方」で、未来が変わる
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ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう

エリック・ベルトランド・ラーセン /山口真由

人口約500万人のノルウェーで、30人に一人が読んでいるという記録的なベストセラー「BLI BEST MED MENTAL TRENING」。金メダリストや企業エリートの力を次々引き出してきた、話題騒然のメンタルコーチが、あなたの実力...もっと読む

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a_tocci 職場でなんとなく一年をやりすごすか、努力して最高の業績を出すか。ナショナルチームに入るだけで満足するか、さらに成績を上げてオリンピック代表になり、表彰台に上がるか。 https://t.co/pdyQXwTV7c 約3年前 replyretweetfavorite

a_tocci たとえば、一〇〇万ドルの遺産を継承するのと、仕事で頑張って同額のお金を得るのとの違いである。あるいは、なんとか合格点をもらって卒業するか、熱心に勉強して優秀な成績で卒業するか。 https://t.co/pdyQXwTV7c 約3年前 replyretweetfavorite

a_tocci その感覚は、外部からもらうものではなく、必ず内部的な要因から発生する。運や偶然ではなく、意志力や目標をもった行動の結果として得られるものなのだ。 https://t.co/pdyQXwTV7c 約3年前 replyretweetfavorite

h_narimatsu そうやなー 約5年前 replyretweetfavorite