中国では夏になると高温手当が支給されます

そろそろ暑くなってきたこの季節。中国では、毎年夏になると各企業が高温手当を支給します。暑い中で働く労働者に向けたこの嬉しい手当は、政府が労働者を酷暑から守るために各企業に支給を義務づけています。

共産主義的な労働者保護の政策

中国は、もう誰も信じてくれないかもしれませんが、共産主義の政府が管理している国です。他の国よりも政府の力が大きく、労働者の保護については、労働者側にたった法律がいくつもあります。

そのひとつである「高温手当」は、日本ではあまり聞いたことがないと思います。
もともとは2000年代中頃に異常気象が相次ぎ、労働者が過酷な環境下で働くなかで、事故が続いたことが高温手当が支給されるようになった発端です。

高温手当の対象は、最高温度が35度以上の時に屋外で働くか、仕事場を33度以下に設定することが出来ないところで働く労働者です。高温手当は中国国内でも地域や職種によって、金額や期間がそれぞれ異なります。北京だと3か月、上海だと4か月、重慶、広東、福建などは5か月です。期間が一番長いのは海南島で、7か月も高温手当が支給されます。(海南島は香港のさらに南にある島です。緯度はベトナムと同じくらいなので1年の半分以上は夏ですね)

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4コマで見る中国人の経済事情

蒋海倫

21世紀、世界一の金持ち国家といえば、それは中国。最先端都市上海で暮らす人々を4コマで描き、現代の中国経済事情をお伝えします。 日本人とは違って、中国人はあけすけにお金について話します。それは、なぜかというとお金に対する考え方にその人...もっと読む

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dskuzumaki 夏の上海は確かにやばい 5年弱前 replyretweetfavorite