自分の「感性」で生きる—会社や上司に自分を合わせない

日本で莫大なユーザー数を誇るアプリ「LINE」などを提供しているLINE株式会社。そんなLINE株式会社の代表取締役社長を2015年3月に退任した森川亮さんが、ヒット商品をつくり続ける「すごい人」たちの共通点を明かします。彼らが実践している、「いい仕事」をするための絶対条件とは?

 LINE株式会社には「すごい人」がたくさんいます。

 ヒット商品をつくり続ける「すごい人」たちです。

 僕は、彼らを観察してきて、ある共通点に気づきました。みんな、自分が好きなことだけやって生きているのです。自分が「いい」と思うもの、自分が「面白い」と思うものをずっと追求している。それを「あきらめる」とか「我慢する」ということをしない。本音で生きていると言ってもいいかもしれません。だからこそ、子どものころの 瑞々 みずみず しい感性が残っているのではないかと思うのです。

 これは、「いい仕事」をするうえで絶対に必要なことだと思います。

 まず、本当に好きでなければ「いい仕事」はできません。

 いいゲームをつくる人はゲームが好きですし、いいアプリをつくる人はアプリを愛しています。さまざまなゲームをやり尽くし、気になるアプリを片っ端からダウンロードして試す。好きでなければ、あそこまではできません。だからこそ、モノの「よしあし」がわかるようになる。いいモノのどこがよくて、悪いモノのどこが悪いかがわかるようになる。感性がどんどん磨かれていくのです。

 そして、彼らは人一倍「腕」を磨こうとします。自分自身の要求水準が高いから、生半可な技術では自分を満足させることができない。だから、誰に言われるまでもなく努力するのです。

 さらに、重要なことがあります。

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シンプルに考える

森川亮

LINE株式会社で代表取締役社長として、世界数億人のユーザーに利用されるグローバルサービスに育て上げてきた森川亮氏。15年3月に代表取締役社長を退任し、顧問に就任した。そんな氏が仕事の流儀をはじめて明かした著書『シンプルに考える』が5...もっと読む

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コメント

typhonics 勇気づけられる。→ 約5年前 replyretweetfavorite

hazkkoi "どんなに市場調査や売上データを並べて、「ここに大きな市場がある」と説明されても、それだけでは本当に「いいもの」がつくれるとは思えません"| 約5年前 replyretweetfavorite

a_kichi_k 良い記事。 約5年前 replyretweetfavorite

nohha019 素晴らしい✨ 約5年前 replyretweetfavorite