1分でわかるカロリー計算の基本

人間の体の仕組みはだれでも一緒。ダイエットをするならカロリーの計算が基本にあります。減量シミュレーターを使えば、一人ひとりにぴったりの数字を教えてしてくれるのですが、カロリーの基本については、知っておくと何かと便利です。
「みんなの健康づくり」のプロ、予防医学研究者である石川善樹さんが、最新の生理学、脳科学、疫学研究、心理学、行動科学などを駆使して、ダイエットに成功するために、必要なことを解き明かします。もう絶対リバウンドしない、その名も「最後のダイエット」ぜひお試しください。

カロリー計算の基本

 私たちが1日に使っているカロリーの割合は次のグラフのようになっています。


1日あたりのカロリー消費の割合

 全体の6割を占める「基礎代謝」は、動かないで息をしているだけでも使っているエネルギーのこと。これは筋肉の量が多いほど増えます。

 次に多いのは、3割を占める「身体活動」。これは運動だけではなく、通勤や家事など、いつもの生活で身体を動かして使っているカロリーのことです。

 残り1割のDIT(食事誘発性熱産生)とは、食べたものを消化・吸収するときに使っているエネルギーのことです。

 ダイエットをするときには、これら3つを合計したカロリーが「食べものからとるカロリー」よりも増えていないといけません。


 そもそも「カロリー」とはエネルギーの単位。水1㎏(ℓ)の温度を1℃上げるエネルギーが1キロカロリーです。

 ひとりひとりの「基礎代謝」や「1日の平均摂取カロリー」など、ダイエットに必要なカロリーは、この本でご案内する減量シミュレーターを使えばいつでもわかります。ただ、目安としていくつかの数字を覚えておくと役に立つはずです。

 まず覚えておきたいのが、一般的な成人が1日の食事でとるカロリー。これは、だいたい「2000キロカロリー」前後です。

 次に、1gの脂肪は「7キロカロリー」に相当します。つまり、30日間で、1㎏分の7000キロカロリーやせようと思ったら、1日あたり233キロカロリーを減らす必要があるということです。

 100キロカロリーは、食事だとごはんを1/2杯、シュークリームを1/2個、ビールの中ジョッキ1/2杯程度。運動だと歩くと30分、ジョギングで15分程度、とおぼえておくと良いでしょう。

 減量シミュレーターで案内する減量期と維持期のカロリー量は、大雑把な目安として、左のような計算で把握できます。

[減量期] 1㎏やせるには、合計で7000キロカロリー減らす

[維持期] 1㎏やせた体重を保つには、 今より1日40キロカロリー減らす習慣をつくる


次回「一番、難しいのはダイエットの続け方」につづく


一人ひとり、やせたままでいるにはどうすればいいかがわかる世界初の減量シミュレーター、一度お試しください。


減量シミュレーター(PC・スマホからアクセスできます)

「みんなの健康づくり」のプロである予防医学研究者・石川善樹さんが、最新科学で解き明かす新しい減量法の決定版、絶賛発売中です!


『最後のダイエット』

第1章 なぜダイエットはこんなに難しいのか?
第2章 ハーバード式・究極のダイエット理論
第3章 モチベーションゼロで成功率100%のコツを学ぶ
第4章 ダイエットについてのQ&A

この連載について

初回を読む
最後のダイエット

石川善樹

最新の生理学、脳科学、疫学研究、心理学、行動科学などを駆使して、「みんなの健康づくり」のプロ、予防医学研究者である石川善樹さんが人類史上最大の難問であるダイエットに解き明かしました! もう絶対リバウンドしない、その名も「最後のダイエッ...もっと読む

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kurokikoichi 『1gの脂肪は「7キロカロリー」に相当します。つまり、30日間で、1㎏分の7000キロカロリーやせようと思ったら、1日あたり233キロカロリーを減らす必要がある』と: 4年以上前 replyretweetfavorite

sizukanarudon 最後のダイエット|石川善樹@ishikun3 https://t.co/dSHi5kF1Tb [減量期] 1㎏やせるには、1日あたり233キロカロリー減らす [維持期] 1㎏やせた体重を保つには、 今より1日40キロカロリー減らす習慣をつくる 4年以上前 replyretweetfavorite