こんにちは、ライフハッカー[日本版]編集部です。前回の記事では、「DIY的発想でアウトドアレジャーを楽しむコツ」をまとめました。ゴールデンウィークは楽しく過ごせましたでしょうか?
今回のテーマは「五月病を吹き飛ばせ! 休み明けに心のエンジンを素早くかける方法」です。長い連休明けに会社へ行っても、何だか憂鬱で、なかなかモチベーションが上がらない方も多いかと思います。しかし、ちょっとした工夫でスムーズに仕事をする生活リズムに戻り、生産性を上げることができます。
ハッピーでいる方が仕事の生産性も上がる
アンドリュー・J・オズワルド(Andrew J. Oswald)氏とそのチームによる一連の研究は、「幸福」が生産性に対してポジティブな影響を与えることを示しました。たとえば、ある実験では、被験者にコメディー動画を見せ、幸福度を高めてもらいました。その結果、コメディー動画を見た人たちは、プラシーボの動画を見た人たちに比べて、12%生産性が高いことがわかりました。
同じ科学者グループによる別の研究では、私生活上の大きな不幸(家族の病気や死別など)が、生産性に与える影響を調べました。
無作為に集められた被験者に対して、幸福度と、人生で体験した幸福な出来事および不幸な出来事についてのアンケートを取ったあと、生産性テストを受けてもらいました。その結果、過去2年以内に不幸な出来事があった人たちは、そうでない人たちに比べ、生産性が約10%低いことがわかりました。
これらの研究から、幸福は生産性を12%向上させ、不幸は生産性を10%低下させることがわかりました。では、この研究成果をどう活かせばいいのでしょう?