バツイチでも50代でも!アメリカでの「出会い系」事情

日本のように「お見合い結婚」のないアメリカでは恋愛も結婚も自分でなんとかしなければならないそうです。仕事をしながらパートナーを探すことは大変な状況で、近年アメリカではデートサイトでパートナーを見つけることは新たな文化になりつつあるようです。身近になっているデートサイトはどのような人たちが利用しているのでしょうか?

55歳になっても恋愛をつづけられるのは……

現在55歳のジェリーと初めて会ったのは、彼がまだ30代後半だった18年前だ。

森に囲まれたわが家は、定期的に害虫駆除をしないと家を破壊するシロアリや怖い病気を運ぶネズミの巣窟になるらしい。そう忠告してくれた建築関係者から紹介してもらったのが、害虫駆除会社の経営者ジェリーだった。

ジェリーは年に2回やってきて、仕事が終わるとわが家のキッチンでお茶を飲みながらお喋りする。互いに年は取ったが、話題はいつもジェリーの恋愛、恋人問題だ。同棲しているガールフレンドとの諍い、別れ、寄り戻し、決別、新しい出会い……と、最終回がない連続テレビドラマのようだ。

いつも、ジェリーの悩みに耳を傾け、相槌をうち、なだめ、励ますのが私の役割である。仕事よりもお茶の時間のほうが長いので、夫からは「カウンセリング代として害虫駆除代を帳消しにしてもらったら?」と冗談を言われている。

彼はずっと独身だが、感心するのは、何度ハートブレイクしても新しい恋や出会いを諦めないところだ。


12、3年前のことだ。ジェリーは仕事を終えてキッチンに入るやいなや、仕事中の私のラップトップコンピュータを指さした。

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アメリカはいつも夢見ている

渡辺由佳里

「アメリカンドリーム」という言葉、最近聞かなくなったと感じる人も多いのではないでしょうか。本連載では、アメリカ在住で幅広い分野で活動されている渡辺由佳里さんが、そんなアメリカンドリームが現在どんなかたちで実現しているのか、を始めとした...もっと読む

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YukariWatanabe 若者からは、Cakesでの連載に使うネタをいっぱい吸収する予定♪ >https://t.co/0IpZmBPbfb 5年以上前 replyretweetfavorite

YukariWatanabe 一昨日再会したジェリー君の恋愛は静かにほのぼの継続中! 5年以上前 replyretweetfavorite

hirarisa_R アメリカではもはやインフラ的な出会い系サイト、マッチドットコムの話 |アメリカはいつも夢見ている|渡辺由佳里 https://t.co/wGCGsbxw2E 5年以上前 replyretweetfavorite