心の性別」って何?

「身体の性別」は生まれた時から明確だけれど、「心の性別」というものは考えたことがない人が多いのではないでしょうか。今回は、自分の心の性別がわからない、性別があったとしても何を根拠に置けばいいのかわからない、という方からお悩みが寄せられました。これに対して、牧村さんは「心の性別」についてわかりやすく解説しつつも、意外な、でも、気持ちがすっきりするアドバイスをしています。

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「心が痛むわ(J’ai mal au cœur)……」

泣ける映画を見ながら、私はオシャレにフランス語でそう言ったつもりでした。

「それ(J’ai mal au cœur)、『ゲロ吐きそう』って意味だよ」 日本語も話せるフランス人の妻が、日本語でそっと私にツッコミを入れました。

フランス人女性と結婚し、フランスに住む日本人の私。日常生活でもできるだけ、しゃべれないなりにフランス語を話さないといけません。そこで日本語の「心が痛む」をフランス語に直訳して言ってみたのに、よりによって「ゲロ吐きそう」という意味になってしまっていたのです。

まったくもう、それこそ心が痛んだわよ!

外国語を勉強すると、こういうことがよくありますね。ある表現を外国語で言ってみた結果、ぜんっぜん違う意味になってしまうということが。

だって言語によってそれぞれ、モノの捉え方が違うんだものね。
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ハッピーエンドに殺されない

牧村朝子

性のことは、人生のこと。フランスでの国際同性結婚や、アメリカでのLGBTsコミュニティ取材などを経て、愛と性のことについて書き続ける文筆家の牧村朝子さんが、cakes読者のみなさんからの投稿に答えます。2014年から、200件を超える...もっと読む

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コメント

makimuuuuuu ▼ https://t.co/lKY3GptkOn 心の性別、っていう言葉を使ってLGBTsを説明することが定番化してきている昨今ですが、「そもそも心の性別って何」というご投稿を頂いたので書きました https://t.co/3HgstiIMAE 3年弱前 replyretweetfavorite

IRHTMHR 何でもカテゴライズしようとすると窮屈ですよね。ところで「ちむぐくる」は漢字で書くと「肝心」なので沖縄の人は古代シュメール人に近い感性があったのかもしれませんね 約4年前 replyretweetfavorite

makimuuuuuu 「心と体の性が一致しない」って説明が散見される中、「そもそも心に性別はあるのか、あるとしたら何を根拠に置けばいいのか分かりません」というご投稿を受けて書きました ▼【連載エッセイ第59回/5月20日朝まで無料】 https://t.co/jzYNEANK0p 約4年前 replyretweetfavorite

s_yut あと" なんかスピリチュアルな人が私の心を 見て「あなた、実は立派なモノを(後略)」 "のくだりで「アッ腐女子の人がよく言う心のチンコだっ」って思って笑ってしまった。 約4年前 replyretweetfavorite