女子高生になって変わった「女の友情」【第7回】

シリーズ5作目で高校に進学したセーラームーン達。中学までは一枚岩だった彼女たちの友情は、実は高校になってからちょっとずつ変わっていきました。セーラームーンを見て育ったアラサー女子たちは、セーラームーンに多大な影響を受けていた!? 作品を紐解きながら、セーラームーン世代の働き方に迫ります。
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女子の人間関係のメンド臭さもきちんと見る

ただし、「女の友情」がただ清廉なだけであるはずがない。ある種の危うさも孕んでいるのが現実というものである。そんなドス黒い部分も「なかったこと」にしないのが、『セーラームーン』の傑作たるゆえんだ。

第30話「お爺ちゃん乱心、レイちゃんの危機」でレイは、「女の子同士ってダメね。普段は友達なんて言っても、いざとなると冷たいんだもん」などと、中二とは思えない達観の台詞を吐いている。そのレイが、セーラーチームの中ではうさぎにもっとも当たりが厳しく、しかし一番の親友だという設定は実に深みがある。

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セーラームーン世代」を語り尽くす!

稲田豊史

90年代に大人気だった『美少女戦士セーラームーン』。その人気は20年経った今も衰えることを知らず、新アニメの放送や関連グッズの発売も話題になっています。当時リアルタイムでセーラームーンを視聴していた少女たちは、今やアラサー世代。知らず...もっと読む

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Yutaka_Kasuga アップされました!女子の友情の変化と仕事観について→ 5年以上前 replyretweetfavorite