雨月メッツェンバウム次郎
医者が本気で考えた「二日酔いの治しかた」
大量のお酒を呑んだ次の日にやってくる重い頭痛と身体のだるさ。「二日酔い」が発生する科学的原因は4つあげられます。今回の雨月氏は、二日酔いの原因と対策法を医者の視点から語ります。なぜ、ダルさを感じるのか? なぜ頭が痛くなるのか? それが発生する原因を知れば、対策法も見えてきます。
4月も後半にさしかかりました。桜も終わり、いよいよあたたかくなってきました。
私の勤める病院では、新人さんの歓迎会がたくさん続いています。3月、4月とお酒を呑む機会が多い季節ですね。
そこで、今日は「二日酔いの治し方」の話を致しましょう。もちろん医学的な根拠にのっとった話です。たまにはためになるお話を。
二日酔い。宿酔い、とも書きます。
いろんな症状がありますね。
頭痛がやたらひどい人。頭痛はないが、吐き気が続く人。だるい人。ふらつく人。
これらの症状は、4つの原因からなっているんですよ。
① 脱水
② アセトアルデヒド
③ 添加物
④ おつまみ
です。
ひとつひとつ、お話していきましょう。
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この連載について
雨月メッツェンバウム次郎
高学歴エリート集団だと思われがちな外科医の世界は、実は、毎日人を切り刻んでる特殊な世界です。現役医師が語る外科医の世界は、とっても不思議な世界。毎日、さまざまな患者さんと接し、手術をするなかで感じたことを、ありのままに語ります。not...もっと読む
著者プロフィール
雨月 メッツェンバウム次郎。アラサーの現役外科医。既婚。某国立大学医学部卒業後、外科医として働く。ほぼ毎日手術があり、年間200件近く参加する傍ら、年に1, 2回は海外学会へ、年に7回は国内の学会へ自腹で行く。 ツイッターでも呟いています。twitter @ugetsujiro noteでも書いてます。「cakes連載記事、あそこには書けないウラ話」https://note.com/drdolittle/m/m15f589680155