男性向け風俗が減って、女性向けができるといいのに

「毒母」「出産」「性風俗」とタブーなき爆笑ドキュメントを綴るマンガ家の田房永子さんと、その作品に感銘を受け、「目からウロコでなく眼球ポロリレベル」と激賞する作家・樋口毅宏さんの対談、第3回です。今の時代で、女性が気持ちよく性を解放する場所を作ることの難しさ。そしてそこからつながる田房さん次回作のテーマについてお話いただきました。

女性向け風俗をがんばってほしい

樋口毅宏(以下、樋口) 田房さんは『男しか行けない場所…』でたくさんの風俗店や、性サービスの現場をご覧になってきましたが、男性向けの風俗はこれからどうなればいいと思いますか?

田房永子(以下、田房) 男性向けの風俗は、これからも無くなることはないと思いますが、「減ればいいのにな」とは思います。

樋口 正直、難しいでしょうね。と言うのも、海外の風俗が立ちんぼしかない状況で、日本のそれの多種多様さと言ったら世界に類を見ないですから。

田房 女向け風俗は発展してほしいです。去年、下北沢で「イケメンリラクゼーション」という店があるのを発見したんです。イケメンがズラリと並ぶ看板を見て、「うわー! いよいよこんな時代がきた!!」って大興奮しました。  普通の古着屋さんとかカフェとかと同じ一角にあって、カジュアルな店構えのこういう店ができたんだ…って感動して、すぐに調べました。エッチなことはしない店で、あくまでも「イケメン」がリンパマッサージとかをする、っていうだけみたいなので、いつか行ってみようって思ってたんです。

樋口 ほほう。

田房 でも実際行くのはやっぱ勇気がいるんですよね。友達がそういう店に行ったことあったりすれば、抵抗もそれほどないけど、ぜんぜん分からないから。その半年後くらいに「女の欲望」をテーマにしたトークイベントに出演することになって、それなら行かねばなるまい、と思って、意を決して電話してみました。  下北沢から恵比寿に移転したっていうのはWEB上の告知で知ってたんですが、電話で「いまは神保町のレンタルルームで営業してます」と言うんです。なんか口調も焦ってる感じで、「指名はできないんだけどいいですか?」って聞いてきたり、予約時間は「あとでショートメールで送ります」とか言われてすぐに決めてくれないんです。

樋口 で? どうなりました。

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男女のふか〜い溝は埋まるのか?—田房永子×樋口毅宏

田房永子 /樋口毅宏

何を隠そう元エロ本ライターと編集者。「毒母」「出産」「性風俗」とタブーなき爆笑ドキュメントを綴るマンガ家の田房永子さんと作品に感銘を受け、「目からウロコでなく眼球ポロリレベル」と激賞する作家・樋口毅宏さんの対談です。

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コメント

ayashin903 あーもうまじでこれやわ 1年以上前 replyretweetfavorite

unravel9 結局、誰かの性が搾取されることになる。男だろうと女だろうと、それは正しいことなのか。 1年以上前 replyretweetfavorite

c_manami_001 女性向け風俗だと飛躍しすぎだけど、アレクみたいなプロのヒモ的な男性はモテると思う。頑張る女性が増えれば増えるほど。 1年以上前 replyretweetfavorite

kokutoumaru @kokutoumaru 訂正。「コンビニに行くような感じで女性が行ける風俗があればいいのにって本気で思ってます」と言ってるのは北条かやさんでは無くてマンガ家の田房永子さんでした。謹んでお詫びします。https://t.co/8to4Cd0xMm 2年以上前 replyretweetfavorite