数えろと言われても……

可算名詞/不可算名詞は、英語ワンダーワールドの入り口です。実はこれほど難解なものはないかもしれません。ここがすっきりわかると、不定冠詞 a/an、複数形といった概念がまたしっくりくるのです。それほど重要なのに、日本ではあんまりミッチリと教えてくれません。今日は可算名詞・不可算名詞の世界にどっぷりと浸ってみましょう。

 英語を学習する上で冠詞や時制と並んで最もわかりにくいことのひとつに、可算名詞、不可算名詞があります。ひとつひとつ覚えようにも数が膨大すぎる上に、同じ名詞なのに、数えられる場合と数えられない場合があったりします。あれはいったいどういう原理原則で数えたり数えなかったりするのか、今日はそのあたりを考えてみましょう。

切ったり分けたりすると性質が変わるかどうか
 数えられる数えられないを区別する最も有効な方法は、その名詞が指し示すものを切ったり分けたり量や形を変えた時に、その本質が変わってしまうかどうか?というものです。いくつか例を考えてみましょう。

 まずは、切ったり分けたりすると性質や形状が変わってしまうものを考えてみます。

dog, chair, table, guitar, computer, car…

 犬も机も椅子も、バラバラにしてしまうと、元の機能や性質を保てません。こうしたものはすべて、数えられる名詞です。そして、”There are 3 chairs in the room. ” とか、“I have a guitar with me. ” とか、“She is walking a dog.” などといったふうに、不定冠詞 a (または an)をつけるなり、複数形として使ってやる必要があります。

 ところが切っても分けても性質や特性が変わらないものもあります。例えば、水、ワイン、氷、空気などなど。

air, wine, ice, beer,

 氷は小さく分けても大きい塊でも氷として機能します。水も同様です。空気だって、ビニール袋に取り分けたら性質が変わる、なんてことありません。

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松井博

中高大と10年も勉強するのになぜかいっこうに使えるようにならない日本人の英語。どうやって勉強すればいいの? アメリカでの子育て、保育園経営、アップル本社勤務、33歳からの妻の英語習得を通じて得た英語獲得をノウハウを惜しみなく公開します!

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コメント

Wizard_of_Oz__ 「お前の罪をかぞえろ」が英語だと通じないだとっ!: 単語で数えられる気がしてしまうものをいくつか。これらは形のないものなので、数えない。 advice, crime, permission, work, pleasure http://t.co/k6fbWKrudo 3年以上前 replyretweetfavorite

shtd18 あとでまた読み返そう 3年以上前 replyretweetfavorite