こんにちは、ライフハッカー[日本版]編集部です。前回の記事では、「読んでもらえる文章を書くコツ」をまとめました。最近はFacebookなどの既存のSNSの他、noteやMediumなど、手軽に文章を発表できる場がさらに増えてきましたので、これを機に執筆に挑戦してみてはいかがでしょうか? もちろん、文章のスキルを上げることは仕事でも役立つはずです。
さて、今回のテーマは「内気な人向けの新しい環境で良い人間関係を築くコツ」。新年度が始まり、これから新社会人になった方や転職をして新しい職場で働き始めた方、あるいは引っ越しをされた方もいらっしゃるかもしれません。
環境が変わると、まず気になるのが人間関係。スムーズに新天地の環境に馴染めるのか不安な方もいらっしゃるでしょう。特に内気な方は、何かと気後れしてしまう場面も多いかと思います。新人歓迎会が多いのが今の時期ですが、たくさんの人が集まる飲み会やパーティーが苦手という方も…。
そこで、これまでにライフハッカーで紹介してきた「内気な人向けのコミュニケーション術」に関連する記事から、もっと気楽に人間関係を作るヒントをいくつか取り上げます。
1.まずは相手の役に立ちたいという気持ちで
会合やイベントに行く前に、まずは誰かの役に立ちたいという前向きな気持ちになりましょう。自分をアピールしたり売り込まなければならないというプレッシャーを感じる必要はありません。
もちろん、自分のキャリアに生かすために社内外の人脈を広げるのは間違ったことではありません。しかし、無理にそうしようとするほど、ぎこちなくなりますし、自分の利益ばかりを考えている人の下心というのは目につくものなので、相手にはそれが分かってしまいます。
逆に、できるだけ誰かの役に立ちたいという気持ちで参加していると、思いやりのあるいい人だという印象を与え、相手もあなたに何かお返しがしたいと思うようになります。大したことでなくて構いません。おいしいレストランや、おすすめの本、ちょっとしたテック系のTipsを教えてあげるというようなことです。
そして、ここからがポイントです。イベントの後、出会った人のうち少なくとも1人か2人には、アドバイスや情報、何らか役に立つことを、挨拶がてらメールで提供するようにしましょう。これが長く続く良い人間関係を築く上での小さな一歩となります。
2.話しかけられそうな人を見つける
内気な人にとって、1番苦手なのが自分から人に話しかけることではないでしょうか? パーティーや飲み会のたびに壁側や隅っこに行ってしまう人も多いかと思います。ですが、米ビジネス雑誌の『Inc.』の記事では、これをチャンスに変えられると述べています。
「部屋の中を見渡して、自分と同じように所在なさげでつまらなそうにしている人を探しましょう。見つかったら、その人に話しかけます。その時は、相手の気持ちを楽にさせるように接しましょう。そうすれば、あなたもリラックスできるはずです」
これは内気で人見知りな人同士が共感し合うことができるため、お互いにとっておどろくほど効果があるそうです。具体的にどんな話題を振ればいいのか迷った場合は、次の項目をご覧ください。