自分なりの物差しで考える
山本一郎(以下、山本) タレント本だってそうですね。ちゃんとゴーストがついてる本って読めるじゃん。
漆原直行(以下、漆原) しかも意外といい本だったりするしね。
山本 もちろんどんなチャネルのコンテンツにも良貨と悪貨があってさ。「この素材でこういうものを伝えるんだ」という作り手の魂が込められた本と、「そこそこ売れりゃいいや」という低いモチベーションで作られた本が並んでいると、両者の間には明確な佇まいの違いがあったりします。
漆原 確かに。イベントで話題にのぼった本でいうと『修造思考!』は明らかに前者だった。珍しいことに、山本さんと僕の意見が一致しているんですよ。「ゴーストが優秀」という一点において。
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