書くことは、すなわち考えることだ

英作文の難しさ、それは英語らしい論調の組み立て方です。どんなふうに訓練していけば良いのでしょうか?今日はそのあたりのことについて考えてみましょう。

 先週は「英語は頭からそのまま理解すればいい」という話をしました。英文というのは先頭に一番大切なことが書いてあり、後ろにいくに従って説明が詳細になる、という構造なのです。今日はさらに踏み込んで、なぜそもそも「先頭に一番大切なことが書いてるのか」ということを考えてみたいと思います。

アメリカに住んで疲れること
 アメリカに住んで最初に戸惑うこと、それは、どこにいっても “What do you want to do?” と、四六時中意思を確認されることです。日本では「あの映画が見たい」「このレストランに行きたい」なんて自己主張していると、ウザい奴としてすぐにみんなから浮いてしまいますが、アメリカだとこれがまるで逆なのです。

 それからもう一つ疲れるのは、“Why?” 攻撃です。何をするのもいつも説明が必要です。日本で「理由を言え、理由を」なんて言われるの、叱れる時だけです。それでいて理由を言うと、「屁理屈こねるな」なんて言われて叩かれたりしてしまうのです。そんな文化の中で育てば、どうしても「なるべく意思表示はしない。明確な理由も提示しない」のが当たり前の行動様式になっていきます。

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松井博

中高大と10年も勉強するのになぜかいっこうに使えるようにならない日本人の英語。どうやって勉強すればいいの? アメリカでの子育て、保育園経営、アップル本社勤務、33歳からの妻の英語習得を通じて得た英語獲得をノウハウを惜しみなく公開します!

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コメント

hidiatwi なるほど!→:"書くことはすなわち、考えることなのだ":“@cakes_PR: 英語は先に言う。 日本語は後から言う。 文章構造の違いを分かりやすくご紹介。 http://t.co/AQ5nzBAr74 @Matsuhiro http://t.co/mqcJakJuqh” 約4年前 replyretweetfavorite

yunayuna64 なるほど勉強になりました。 約4年前 replyretweetfavorite

starbucketgirl "英語学習に最も必要なのは、実は暗記でも文法理解でもなく、自分の主張を伝えるために思考順序を英語の流儀に変えていく、ということ" ……これ核心付いてる。 約4年前 replyretweetfavorite

y_yt Writingは「Why-Because」の論理で短文を積み上げることと肝に命じていましたが、それがより具体的になった感じかな。MT @Matsuhiro:今週は「 約4年前 replyretweetfavorite