海の幸と山の幸が一皿に! びっくりするほどおいしい組み合わせ![第8回]

バダサオリさんの「とりあえずビール!」、今年最後の更新は、意外な組み合わせの一品。組み合わせが意外なら、味もこれまた意外なおいしさ。思わず頭が「!」でいっぱいになる絶品料理。忘年会や新年会で振る舞ってみたら、絶賛されることまちがいなしの一品です!

みなさんこんにちは。

2012年も残すところあと数日ですね、
年内の仕事は納まりましたか?
いやいやこれからが佳境ですというお仕事の方、
ご苦労さまです。
あとちょっとだけ頑張りましょう!
もう仕事が納まった方、
本当にお疲れさまでした。

さて、お酒とおつまみの出番が多い年末年始は、
ちょっと変わったものやおもしろいものが欲しいですね。
テーブルに出したときに
「おおっ、これは!」とリアクションが多い方がきっと楽しい。

今回のおつまみは
素材の組み合わせがちょっと「!」です。
その名も
「豚とあさりのアレンテージョ風」
豚肉とあさりが主役です。

山と海の素材がひと皿になったこの組み合わせは
はじめての人も多いはず。
しかもうま味食材の代表格コンビなので、
おいしさ倍増です。

このおつまみは、
ポルトガルの南部・アレンテージョ地方の代表的な料理
「Carne de Porco a Alentejana(カルネ・ドゥ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ)」
簡単にアレンジしたもの。

ポルトガル南部のアレンテージョという地域一帯は、
同じイベリア半島のお隣りスペインと同様、
イベリコ豚が放牧されている地域でもあります。
乾いた広い大地には所々にオリーブやコルク樫の木が生え、
その樫の実であるドングリを食べて育つのが、
有名なあのイベリコ豚です。
アレンテージョ地方はこのイベリコ豚がたくさん育つため、
おいしい豚肉料理のレシピがたくさんあるのです。

さて、前置きがちょっと長くなりましたが、
「豚とあさりのアレンテージョ風」
料理はこちらです。

下味をつけた豚肉とあさりを炒め合わせ、
そこにカリッと揚げたじゃがいもを加え、
上にコリアンダー(青菜・シャンツァイ)を散らします。

コリアンダーは東南アジアや中国のハーブという印象が強いですが、
大航海時代、ポルトガル人が東南アジアの香辛料などと一緒に持ち帰ったので
その結果、南部を中心としてポルトガル料理によく使われています。

ちなみにこのコリアンダー、
日本に最初に紹介したのは
南蛮貿易で出入りしていたポルトガル人です。
ポルトガルで「コエントロ」と発音するコリアンダーは、
今も日本の和名で「こえんどろ」という呼び名が残っています。

それでは、
「豚とあさりのアレンテージョ風」の材料とつくり方です。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケイクス

この連載について

初回を読む
ポルトガル食堂

馬田草織

ポルトガルや南蛮絡みのエピソードが大好きな編集者・ライターの馬田草織さんが、仕事現場や旅先、日常で気になった食のサムシングと、それにちなむおつまみ&ぴったりなお酒を月替わりでご紹介していく、家飲みも外飲みも楽しむ人へ捧げる至福のほろ酔...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません