漫画家・西島大介、SFに帰還しました(棒演技の逆襲編)

『凹村戦争』『アトモスフィア』『世界の終わりの魔法使い』『ディエンビエンフー』などで知られる漫画家の西島大介。彼が共同脚本を担当したアイドル×SF映画『世界の終わりのいずこねこ』が公開となった。そこに俳優としても出演、さらにコミック版を手がけた西島に、『凹村戦争』の担当で、アイドルには何の興味もない編集部・塩澤がインタビューする。

『世界の終わりのいずこねこ』(コミック版)太田出版

—『世界の終わりのいずこねこ』ですが、映画を観させられて、このうえコミックまで読みたくなかったのですが、編集部から送られてきたので仕方なく読みました。とりあえず、描かれていたミイケ先生の目が泳いでなくてよかったです。


西島 ちょっと! 『世界の終わりのいずこねこ』は映画、コミックともに星雲賞や日本SF大賞の有力候補と信じています。『凹村戦争』を刊行した2004年の星雲賞アート部門以来SFの賞にはご無沙汰ですが、今年は積極的に狙って行きます。とりあえず賞の下読みのつもりで読んでみてください(目が泳ぐ)。

 コミック版は目が泳いでない? 竹内道宏監督からは取り立てて演技指導はなかったですが(繰り返しになりますが映画で監督が厳しく演技をつけているのは唯一「配信コメント」です)、コミック版では僕がミイケ先生に徹底的に演技指導してます。。指導さえあれば「僕」はちゃんと演技ができるみたいですね。


—なんか巻末の制作ノートでは、大それたことに、『世界の終わりのいずこねこ』を『2001年宇宙の旅』にたとえ、竹内監督がキューブリックだとしたら、自分はアーサー・C・クラークだとのたまっておられますが、いちおう本コミックがどのようにして描かれたか教えてもらえますか。ちなみにSFマガジンは連載拒否しましたよね。

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世界の終わりのいずこねこ』公開記念 西島大介インタビュー

西島大介

『凹村戦争』『アトモスフィア』『世界の終わりの魔法使い』『ディエンビエンフー』などで知られる漫画家の西島大介。彼が共同脚本を担当したアイドル×SF映画『世界の終わりのいずこねこ』が公開となった。俳優としても出演している西島に、『凹村戦...もっと読む

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コメント

DBP65 『世界の終わりのいずこねこ』コミック版に関して、「なんだかよくわからない」という意見はこちらのSFマガジンcakesインタビューに集約されています。塩澤さんによると「映画への批判」「純粋な作品ではない」とのこと https://t.co/4ro88psFWL 5年弱前 replyretweetfavorite

Voodoo_BVP あ、恥ずかしい。「世界の終わりのいずこねこ」の映画とコミックは2001年宇宙の旅の映画と小説の関係と同じ、みたいなことドヤ顔でつぶやいてしまいましたが普通にインタビューで言及されてたっぽいです。 https://t.co/SXzobkwoEV 約5年前 replyretweetfavorite

yokogawacinema \!/ http://t.co/Nsa8pLQ7Ja 約5年前 replyretweetfavorite