第3回 世界規模の公式イベント、XMアノマリー!

元SE・コンシューマーゲームプランナーの作家・土屋つかさ氏が、日本でほとんど紹介されていないイングレスの壮大なバックストーリーについて解説する連載。今回は、数ヶ月に一度開かれる世界規模の公式イベント「XMアノマリー」についての解説です。勝敗がそのままバックストーリーに反映されてきたこれまでのアノマリーと、この3月に京都で開かれる「SHONIN XM Anomaly」最終戦の情報をお知らせします。

 ジャービスの死後、デボラ・ボクダノヴィッチ博士は身の安全と十分な研究施設を求めて、XMコーポレーション(次回説明します)の1つヴィシュラ・テクノロジー社に身を寄せます。ゲームの形式を取って公開されたポータル安定化装置「スキャナー」は拡散を続け、やがてそれは「XMアノマリー」という現象の発生に繋がります。

■XMアノマリーの発生

 アノマリー(anomaly)は「異常」あるいは「特異な存在」を示す名詞です。XMアノマリーはある特定地域で大量のXMが発生する現象を指し、それが人類へ(ポジティブなのかネガティブなのかは意見の分かれるところですが)影響を与えうる場合に、レジスタンス/エンライテンド両陣営が現地に赴いて戦いを繰り広げる公式のイベントです。

 アノマリーは毎回ルールが異なり、事前に内部文書の漏洩という形でプレイヤーに提供されています。おおまかには指定された複数のポータルを決められた時間にどちらの陣営がキャプチャしているかで得点が入り、その総得点を競います。どちらの陣営が勝つかが、バックストーリーに直接影響を与えるので、とても大事なイベントなのです!

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SFとしてのイングレス その隠された物語

土屋つかさ

携帯端末の位置情報を使い、現実世界で大規模な「陣取り」を楽しめることで話題を集めるオンラインゲーム「イングレス(Ingress)」。このゲームの背後に壮大なSF設定が隠されていることはご存知でしょうか? 日本ではほとんど紹介されていな...もっと読む

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