理念なんかいらない

角川書店の現役編集者時代、17年間ダントツで売上トップを走り続けた見城徹さんは、人間としての筋道を通すために角川書店を辞め、幻冬舎を起業する決意をしました。“起業家に理念は必要ない”と断言する、その理由とは? 
発売初週で早くも3刷! 好評発売中の幻冬舎代表取締役社長・見城さんの著書『たった一人の熱狂―仕事と人生に効く51の言葉―』の内容の一部を、cakesで特別公開いたします。

理念なんかいらない

 僕がやっている出版というビジネスは、どんなに苦労して面白い本を作ったとしても、必ずしも結果が出ないことがある。出版に限らず、すべてのビジネスは取引相手や顧客の気分、環境要因に左右され、翻弄されるものだ。こちらが良かれと思って売り出しても、金を払う価値がないと見なされればビジネスは失敗する。

 成功と失敗の分かれ目を測る基準は数字だ。何万部本が売れたのか。利益がいくら上がったのか。数字に厳密にこだわるからといって、「あいつは金と利益至上主義に支配されている」と非難するべきではない。

 ビジネスの成功を証明する解答はたった一つしかない。自分は圧倒的努力によって、圧倒的結果を出した。そう断言できる根拠はただ一つ、数字だ。数字にごまかしはきかない。逆に言えば、数字を曖昧にする人間はビジネスの成否をごまかしている

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たった一人の熱狂—仕事と人生に効く51の言葉

見城徹

「仕事」とは何か、「人生」とは何か。「圧倒的努力」「圧倒的結果」とはどのレベルを指すのか。「金」は全てか、「愛」とは何か、「死」とどう向き合うか。 数々の伝説的ベストセラーを生み出してきた幻冬舎代表取締役社長・見城徹さん。...もっと読む

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コメント

mintonpoint この考えに基づくと自著の文庫が間も無く出版されようという時にバズを起こすのは完全に正解なのでは。 https://t.co/KolSefcjAQ 7ヶ月前 replyretweetfavorite

yukamanttsu 熱狂と圧倒的努力さえあれば、最初は #マネジメント 2年弱前 replyretweetfavorite

yOS_skmt しびれる言葉がバンバン→ 4年以上前 replyretweetfavorite

yuyu413 「極論、起業家に理念なんて必要ない。理念なんてあと付けで作ったって構わないのだ。 」 4年以上前 replyretweetfavorite