面接官の心のなかをのぞいてみる

これまでさまざまなロールプレイをしてきましたが、今回はもう少し実践的なロールプレイをやってみましょう。人生で何度も経験する面接。これを、面接官の立場から考えていきます。
世の中の様々な問題を学習する「よのなか科」の生みの親である藤原和博さんが執筆された書籍、『たった一度の人生を変える勉強をしよう』(朝日新聞出版)の内容の一部をcakesで公開していきます。

面接官はどこを見ているか?

面接ロールプレイ

続いて、もう少し実践的なロールプレイをやってみよう。

大学入試、アルバイトに資格試験、それから就職活動に転職活動、あるいは結婚の挨拶まで。これから先の人生で、きみたちがなんども直面することになる「面接」についてのロールプレイだ。

英語や数学のペーパーテストなら、なにを勉強すればいいかはわかるよね。単語や熟語を覚えたり、公式を覚えたり、ひとつでも多くの数式を解いて計算力を高めたり、いろんな勉強法がある。

一方、面接試験になった途端、なにを勉強したらいいのかわからなくなる。だって面接って、はっきりした〝正解〞があるものじゃないし、なにをもって合格の判断が下されるのか、よくわからないよね。

そこでみんな、マニュアルに走るんだ。

たとえば就職活動シーズンに入ると、大学生たちはいっせいに面接の練習をはじめる。大学にある就職課のおじさんが、面接官代わりになって、面接のマナーやポイントを教えてくれるわけ。ちょっとしたロールプレイといえるかもしれないね。

でも、思い出してほしい。

先に接客ロールプレイの説明をしたとき、ぼくは「ロールプレイと練習の違い」について話したはずだ。接客ロールプレイのポイントは「接客の練習」ではなく「お客さんの立場」に立てることが最大の魅力だとね。

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たった一度の人生を変える勉強をしよう

藤原和博

暗記中心の「勉強」は、もはや役に立たない。では、かわりに何を学べばいいのか? 世の中の様々な問題を学習する「よのなか科」の生みの親である藤原和博さんが、中高生とその親のために書き下ろした新刊、『たった一度の人生を変える勉強をしよう』(...もっと読む

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0501Can #就活 #面接 #面接官の心の中 約5年前 replyretweetfavorite