わたし」だったらどうする?

ロールプレイをするうえで大事なのは「わたし」だったらどうするのか、ということです。では、どうやって「わたし」だったら、ということを考えていくのでしょうか? さっそく授業に移りましょう。
世の中の様々な問題を学習する「よのなか科」の生みの親である藤原和博さんが執筆された書籍、『たった一度の人生を変える勉強をしよう』(朝日新聞出版)の内容の一部をcakesで公開していきます。

演じるときの主語は「わたし」

ここまでの話を聞いて、ロールプレイなんか簡単だ、と思った人は多いかもしれないね。

「たくさんの材料をかき集めてシミュレーションするのも、頭をフル回転させながらディベートするのも、ものごとをロジカルかつクリティカルに考えるのも、とても疲れる。でも、ロールプレイはそんなに頭を使わなくてよさそうだし、ラクそうでよかった。なんといっても『ごっこ遊び』の延長なんだから」

……これは完全な間違い。当然ながらロールプレイでも、たっぷり頭を使ってもらうよ。

たとえば「よのなか科」には、「校長ロールプレイ」という授業があります。簡単にいうと「もしもあなたが校長先生だったら、なにをする?」について考えてもらう授業です。

ここで「よのなかの校長先生たちは、なにを考えて、なにをやってるんだろう?」

と考えて、それをなぞるだけでは意味がありません。それだったら校長先生に話を聞いたり、どこかの校長先生が出した本を読めばいいんだからね。

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たった一度の人生を変える勉強をしよう

藤原和博

暗記中心の「勉強」は、もはや役に立たない。では、かわりに何を学べばいいのか? 世の中の様々な問題を学習する「よのなか科」の生みの親である藤原和博さんが、中高生とその親のために書き下ろした新刊、『たった一度の人生を変える勉強をしよう』(...もっと読む

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hal_31 「ほんとうの自分」よりも大切なのは「もうひとりの自分」を持つこと 5年以上前 replyretweetfavorite